市場ニュース

戻る
 

【市況】東京株式(前引け)=売り膨らみ500円超の下落、大幅な円高進行も嫌気

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 2日前引けの日経平均株価は前日比509円36銭安の2万1031円63銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は7億240万株、売買代金概算は1兆3218億2700万円。値上がり銘柄数は123、対して値下がり銘柄数は1993、変わらずは28銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、日経平均株価が一時500円を超す下落となる全面安。トランプ米大統領が対中関税「第4弾」を発動することを表明したことが嫌気され、リスクオフ姿勢が強まっている。為替相場では、一時1ドル=106円80銭台へ急激な円高が進行したことも嫌気され、自動車株など輸出株への売りが膨らんだ。日経平均株価は2万1000円ラインを意識する展開となっている。

 個別では、トヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>、マツダ<7261>など自動車株が安く、原油価格の急落を受けて国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>が大幅安。村田製作所<6981>やTDK<6762>が安く、ファナック<6954>や安川電機<6506>が売られた。アドバンテスト<6857>やSUMCO<3436>など半導体関連株も安い。

 半面、花王<4452>やZOZO<3092>が高く、イビデン<4062>やカプコン<9697>が値を上げている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均