【材料】テクノスジャパン---1Q増収増益、ERP・DX推進事業を柱にグローバルへのビジネス展開を推進
テクノスJ <日足> 「株探」多機能チャートより
テクノスジャパン<3666>は7月31日、2020年3月期第1四半期(19年4-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比23.3%増の18.85億円、営業利益は同10.1%増の1.69億円、経常利益は同10.5%増の1.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同9.4%増の1.13億円となった。
ERP関連事業及び、ビッグデータ・IoT・ブロックチェーン等の技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)推進事業を柱に、グローバルへのビジネス展開を推進しながら、外国人材の積極採用や海外を含めたグループ会社間の人材交流を進めてきた。2019年6月にはDX推進事業の成長に向けて、RFID(電子タグ)位置特定特許技術を持つRFルーカスに出資し、同社グループが持つ技術と、RFルーカスのRFID関連テクノロジーを組み合わせた新たなサービス協創の取り組みを開始した。また同月に、北米ビジネスの拡大を推進するために、グループ会社Lirik,Inc.のカナダ・バンクーバー法人Lirik Software Services Canada Ltd.が本格営業を開始した。
基幹システム及び周辺ソリューションについては、製造業、商社・小売業向けのERPシステム導入支援業務を中心に、売上高は前年同期比22.5%増の18.62億円となった。
その他については、ツール・ライセンスの販売等により、売上高は同148.7%増の0.23億円となった。
2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比17.6%増の82.00億円、営業利益が同6.1%増の8.30億円、経常利益が同0.2%増の8.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同60.3%減の5.60億円とする期初計画を据え置いている。
《SF》
提供:フィスコ