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【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (8月1日)

株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己

「FOMC、米国株安、続落!?」

 本日の 日経平均株価は続落となる公算です。

 FOMCでは予想通り利下げが決定されましたが、FRB議長が利下げ継続に否定的な発言をしたことで、持続的な金融緩和政策を期待する向きの失望を誘ったようです。

 なお、ドル/円は108円70銭台で推移しています。

 本日の日経先物は、2万1300円台で寄り付くことが想定され、上値は2万1420円を持続的に回復維持できれば2万1470円を示現、下値は2万1240円を持続的に割り込むと2万1190円を示現する可能性があります。

【本日の作戦】

 方向性は、「もみ合いレンジ」を想定しております。

 よって、上げれば「戻り売り」、下げれば「押し目買い」からの細かいスキャルピングが良いように思います。

 短時間軸は「戻り売り」(15分足~60分足)、中長時間軸は「押し目買い」(4時間足以上)になっています。

 引き続き、為替、中国株には注意したい。

 日経平均株価が2万1520円以下のレートで引けるかどうかに注目しております。

 ※Twitter「ひとり言トレード」でつぶやく時もあり。

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【注目レート】

第一上値抵抗 2万1520円(2万1610円)、第二上値抵抗 2万1690円(2万1650円)、第三上値抵抗 2万1830円(2万1720円)
第一下値サポート 2万1210円(2万1470円)、第二下値サポート 2万1070円(2万1400円)、第三下値抵抗 2万0910円(2万1350円)

( )は前日の日中ザラバでの算出方法、ご参考までに。

 一般的には、下値サポートの第一、第二が「買いポイント」、上値抵抗の第一、第二が「売りポイント」になります。上値、下値ともに第三抵抗をブレイクポイントとし、このポイントをブレイクしたということはトレンドが発生したとみなし、ドテンのサインと見ることが多いものです。

 このレートだけ活用するというよりは、あくまで値動きなどの目安としています。

 また、方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)で手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

 資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れていくよういにしましょう!

 さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がな
いため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。

 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。

【本日の経済スケジュール 】

8月1日(木)
【国内】
□週間対外及び対内証券売買契約等の状況(8:50)
□7月新車販売台数(14:00)
□7月軽自動車販売台数(14:00)
□10年国債入札
★臨時国会召集
□QR決済統一規格に6サービスが参加

【国内企業】
○千代建 <6366> :東証1→東証2

【海外】
□スイス市場休場
□中国7月財新製造業PMI(10:45)
□ドイツ7月製造業PMI[改定値](16:55)
□ユーロ圏7月製造業PMI[改定値](17:00)
★英イングランド銀行(BOE)が政策金利を発表(20:00)
□米国週間新規失業保険申請件数(21:30)
□米国7月製造業PMI[改定値](22:45)
★米国7月ISM製造業景況指数(23:00)
□米国6月建設支出(23:00)

【海外決算】
[米]ベライゾン、スクエア、デュポン、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド、アラガン、シグナ、ゼネラル・モーターズ、ICE、ケロッグ、ウィン・リゾーツ、ヤム・ブランズ、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ、エイボン・プロダクツ、ゴープロ、アリスタネットワークス、ボール、MSCI、TCエナジー/[英]バークレイズ/[欧]ロイヤル・ダッチ・シェル、ソシエテ・ジェネラル、アマデウスITグループ、インフィ二オン・テクノロジーズ/[北米]トムソン・ロイター/[韓]KT

◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

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