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【特集】「アニメ」が12位にランクイン、「天気の子」公開で注目度急上昇<注目テーマ>

東宝 <日足> 「株探」多機能チャートより
★人気テーマ・ベスト10
1 人工知能
2 半導体
3 半導体製造装置
4 5G
5 システムインテグレーション
6 キャッシュレス決済
7 サイバーセキュリティ
8 脱プラスチック
9 エボラ出血熱関連
10 全固体電池

 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「アニメ」が12位に上昇している。

 2016年に大ヒットした「君の名は。」で注目を浴びた新海誠監督の最新作「天気の子」が、7月19日に公開されたことで注目度が高まっている。「天気の子」は、全国359館448スクリーンで封切られ、週末の3日間で観客動員115万9020人、興行収入約16億4000万円を記録。「君の名は。」の同期間の興行収入を28%上回る順調なスタートを切った。

 新海監督をはじめ製作サイドが公開直前まで仕上げの作業を行っていたとされ、そのためマスコミ向けの試写会などが行われず、プロモーション不足も指摘されていたが、「君の名は。」同様に今後口コミで人気が広がれば、同じような大ヒット作となることも期待できる。配給の東宝<9602>などへは好影響が見込まれている。

 また、「アニメ」に関連しては、7月29日にブシロード<7803>がマザーズ市場に上場することも刺激材料となることが期待されている。同社は「カードファイト!! ヴァンガード」「ヴァイスシュバルツ」などのトレーディングカードゲームを主力とし、アニメやコミック、ゲームなどメディアミックス展開を図っていることから、アニメ関連の一角といえる。上場を機にさらに「アニメ」テーマが注目される可能性もある。

 この日の関連銘柄の動きは東宝のほか、ブロッコリー<2706>、IGポート<3791>、セガサミーホールディングス<6460>などが堅調な動きとなっている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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