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【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (7月23日)

株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己

「小動きながらも底堅いか!?」

 22日の米国株式市場では、NYダウが17ドル高と小反発して取引を終えています。

 本日の 日経平均株価は、小動きながらも底堅い展開となる公算です。

 直近の戻り高値である2万1460円や2万1520円処のレジスタンスを突破してくることができるのか注目ですね。

 日経先物はテクニカル的にはスクイーズ(エネルギーを溜めている)状態ですので上放れ、下放れに注意が必要です。

 ドル/円は107円90銭近辺で推移しています。

 本日の日経先物は、2万1400円前後で寄り付くことが想定され、上値は2万1410円を持続的に回復維持できれば2万1460円を示現、下値は2万1340円を持続的に割り込むと2万1290円を示現する可能性があります。

【本日の作戦】

 方向性は、「押し目買い」を想定しております。

 よって、下がれば「押し目買い」からの細かいスキャルピングが良いように思います。

 ただし、上値はまだ重たいようなテクニカルなだけに気をつけたいところです。

 引き続き、為替、中国株には注意したい。

 日経平均株価が2万1410円以上のレートで引けるかどうかに注目しております。

 ※Twitter「ひとり言トレード」でつぶやく時もあり。

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【注目レート】

第一上値抵抗 2万1430円(2万1430円)、第二上値抵抗 2万1460円(2万1490円)、第三上値抵抗 2万1500円(2万1560円)
第一下値サポート 2万1350円(2万1290円)、第二下値サポート 2万1310円(2万1220円)、第三下値抵抗 2万1280円(2万1160円)

( )は前日の日中ザラバでの算出方法、ご参考までに。

 一般的には、下値サポートの第一、第二が「買いポイント」、上値抵抗の第一、第二が「売りポイント」になります。上値、下値ともに第三抵抗をブレイクポイントとし、このポイントをブレイクしたということはトレンドが発生したとみなし、ドテンのサインと見ることが多いものです。

 このレートだけ活用するというよりは、あくまで値動きなどの目安としています。

 また、方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)で手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

 資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れていくよういにしましょう!

 さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がな
いため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。

 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。

【本日の経済スケジュール 】

7月23日(火)

【国内】
□7月月例経済報告
□5月毎月勤労統計[確報](8:30)
□6月白物家電出荷額(10:00)
□6月食品スーパー売上高(13:00)
□6月全国スーパー売上高(14:00)
□6月全国百貨店売上高(14:30)
□40年国債入札

【国内企業】
○朝日工業 <5456> [JQ]:上場廃止

【海外】
□米国5月FHFA住宅価格指数(22:00)
□米国7月リッチモンド連銀製造業指数(23:00)
□米国6月中古住宅販売件数(23:00)
□ユーロ圏7月消費者信頼感(23:00)
□米国2年国債入札
□WTO一般理事会(ジュネーブ、~24日)
□英保守党党首選(決選投票)
□IMF世界経済見通し

【海外決算】
[米]コカ・コーラ、ビザ、バイオジェン、チポトレ・メキシカン、キンバリー・クラーク、ロッキード、スナップ、トラベラーズ、TI、ユナイテッド・テク、ハーレーダビッドソン、アイロボット、シャーウィン・ウィリアムズ/[欧]サンタンデール銀行

◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社みんかぶ運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

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