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【市況】23日の株式相場見通し=売り買い交錯、閑散商いで小動きか

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより
 23日の東京株式市場は、引き続き閑散商いのなか強弱感が対立し小動きとなりそうだ。前日の米国株市場では主要株価指数が揃って切り返し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数の上げ幅が大きかったが、外国為替市場では1ドル=107円台後半の推移と円高に対する警戒感が拭えず、全体相場の上値を押さえそうだ。4~6月期の決算発表本格化を前に、売りも買いも積極的にポジションを傾けにくい環境が続く。ただ、米株市場でアプライドマテリアルズやインテルなどをはじめ半導体関連株が一斉高に買われたことは、東京市場にも好影響を与える可能性がある。

 22日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比17ドル70セント高の2万7171ドル90セントと反発。ナスダック総合株価指数も、同57.648ポイント高の8204.137と反発した。半導体関連株がメモリー市況の回復期待から買いを集め全体相場を牽引した。

 日程面では、きょうは6月の全国百貨店売上高。40年国債の入札も予定されている。海外では6月の米中古住宅販売件数が焦点となる。また、IMFの世界経済見通しなども注目される。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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