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【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (7月17日)

株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己

「米国株安を嫌気、上値は重いのか!?」

 16日の米国株式市場では、NYダウが23ドル安と5日ぶりに小反落して取引を終えています。

 本日の日経平均株価は、上値の重たい展開となる公算です。

 米国株市場で主要3指数が反落した流れを引き継ぐ形で小幅安のスタートとなりそうです。

 ドル/円は108円20銭台で推移しています。

 本日の日経先物は、2万1400円台で寄り付くことが想定され、上値は2万1520円を持続的に回復維持できれば2万1570円を示現、下値は2万1430円を持続的に割り込むと2万1380円を示現する可能性があります。

【本日の作戦】

 方向性は「押し目買い」を想定しております。

 よって、下がれば「押し目買い」からの細かいスキャルピングが良いように思います。

 引き続き、為替、中国株には注意したい。

 日経平均株価が2万1535円以上のレートで引けるかどうかに注目しております。

 ※Twitter「ひとり言トレード」でつぶやく時もあり。

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【注目レート】

第一上値抵抗 2万1530円(2万1590円)、第二上値抵抗 2万1570円(2万1680円)、第三上値抵抗 2万1620円(2万1730円)
第一下値サポート 2万1430円(2万1440円)、第二下値サポート 2万1380円(2万1390円)、第三下値抵抗 2万1340円(2万1300円)

( )は前日の日中ザラバでの算出方法、ご参考までに。

 一般的には、下値サポートの第一、第二が「買いポイント」、上値抵抗の第一、第二が「売りポイント」になります。上値、下値ともに第三抵抗をブレイクポイントとし、このポイントをブレイクしたということはトレンドが発生したとみなし、ドテンのサインと見ることが多いものです。

 このレートだけ活用するというよりは、あくまで値動きなどの目安としています。

 また、方向性を加味した上で、注目レート付近でポジションを取ってみる。次の注目レート、もしくはその次の注目レート(ゾーン含め)を逆に抜けるとロスカット目安、ポジションと同方向にレートが動いた場合は、次の注目レート(ゾーン含め)で手仕舞いを狙ってみる、などの見方、使い方ができるかと思います。

 資金管理にはくれぐれもご注意を。ご自身の証拠金に対してロスカットを入れていくよういにしましょう!

 さあ、今日も頑張って参りましょう~!

●日経先物について

 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がな
いため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。

 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

株、FXをご経験者の皆様も一度触ってみてはいかがでしょうか。

【本日の経済スケジュール 】

7月17日(水)

【【国内】
□6月訪日外客数(16:00)
□20年国債入札

【海外】
□ユーロ圏5月建設支出(18:00)
□ユーロ圏6月消費者物価指数[改定値](18:00)
□米国MBA住宅ローン申請指数(20:00)
★米国6月住宅着工件数(21:30)
□米国6月建設許可件数(21:30)
□米国地区連銀経済報告(ベージュブック)(18日3:00)
★G7財務相・中央銀行総裁会議(「リブラ」の規制のあり方を議論、フランス、~18日)

【海外決算】
[米]★ネットフリックス、★IBM、バンク・オブ・アメリカ、アボット・ラボラトリーズ、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、コメリカ、イーベイ、キンダー・モルガン、ユナイテッド・レンタルズ、USバンコープ、アルコア/[欧]エリクソン、ASML/[印]ウィプロ

【海外決算】
[米]ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、ウェルズ・ファーゴ、CSX、ドミノ・ピザ、プロロジス、チャールズ・シュワブ、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス/[欧]テレノール/[北米]カナディアン・パシフィック、アメリカ・モビル/[印]アショック・レイランド

◆株式会社TML 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社を設立(18年7月に株式会社TMLに社名変更)。株式会社みんかぶ運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

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