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【市況】東京株式(前引け)=上値重く小幅高、安川電の下落で機械株など安い

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 12日前引けの日経平均株価は前日比9円60銭高の2万1653円13銭と小幅高。前場の東証1部の売買高概算は5億2200万株、売買代金概算は9379億5100万円。値上がり銘柄数は861、値下がり銘柄数は1177、変わらずは104銘柄だった。

 日経平均株価は、方向感に欠けるなか一進一退。朝方、70円強上昇して始まったが、買い一巡後はマイナス圏となり一時50円強下落する場面もあった。ただ、その後、再びプラス圏に値を戻した。前日のNYダウは初の7000ドルに乗せたが、東京市場では前日の決算発表を受け安川電機<6506>が売られるなか、機械や電機株などが売られ上値を抑えられた。明日から3連休となることも買い手控え要因となった。アジア市場では中国・上海総合指数が続伸。為替相場は1ドル=108円30銭台で前日夕方に比べ円安で推移している。

 個別では安川電機<6506>が売られ、ファナック<6954>やキーエンス<6861>も下落。東京エレクトロン<8035>や村田製作所<6981>、信越化学工業<4063>が値を下げた。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や野村ホールディングス<8604>も安い。半面、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>が高く、ソニー<6758>もしっかり。ディップ<2379>が高く、タマホーム<1419>、ユニゾホールディングス<3258>が値を上げている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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