【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … シーイーシー、丹青社、日東網　(6月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　日東網 <3524>
　19年4月期の連結経常利益は前の期比12.0％減の8.6億円になったが、20年4月期は前期比27.6％増の11億円に拡大する見通しとなった。

★No.2　シーイーシー <9692>
　20年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比22.2％増の16.4億円に伸び、2-7月期(上期)計画の25.6億円に対する進捗率は64.4％に達し、5年平均の51.4％も上回った。

★No.4　シャノン <3976>
　19年10月期第2四半期累計(18年11月-19年4月)の連結経常損益は3900万円の赤字(前年同期は5100万円の赤字)に赤字幅が縮小した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3524> 日東網 　　　　東１ 　 +21.84 　　6/11　本決算　　　 27.61
<9692> シーイーシー 　東１ 　 +14.26 　　6/11　　　1Q　　　 22.16
<9743> 丹青社 　　　　東１　　 +7.79 　　6/11　　　1Q　　　-22.76
<3976> シャノン 　　　東Ｍ　　 +3.05 　　6/11　　上期　　　　赤縮
<3974> Ｔ・ＳＣＡＴ 　ＪＱ　　 +1.33 　　6/11　　上期　　　-36.45

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース