【材料】イメージワン---医療被ばく線量管理システム「onti」販売開始
イメージワン <日足> 「株探」多機能チャートより
イメージワン<2667>は24日、核医学検査の「医療被ばく線量」と医療画像の「画質」を最適化する医療被ばく線量管理システム「onti」を6月から販売開始すると発表した。製造元であるRYUKYU ISG(本社:沖縄県那覇市)と独占販売権を持つ販売代理店契約を締結した。
厚生労働省は、医療機関に対する医療被ばく線量管理の義務化を2020 年4月から実施することを決定しているが、「onti」は、国内唯一の核医学検査の線量管理が可能となる医療情報システムである。
画質評価の物理学的指標とされる被検者雑音等価計数(NEC)を自動算出する機能を搭載しており、投与量と画質指標とのバランスを医療従事者が把握できることで、最適な薬剤投与量のコントロールと効率的な管理が可能となる。
また、放射線部門システムにおける国際標準のDICOM 規格に準拠して開発されており、医療被ばく管理に利用されるDose SR(被ばく線量構造化レポート、または核医学検査装置等から出力されるレポート)にも対応しているため、病院ネットワークとの接続により速やかな利用開始が可能になるとしている。
《SF》
提供:フィスコ