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【材料】ケアネット---1Q「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」の施行の影響を受け減収

ケアネット <日足> 「株探」多機能チャートより

ケアネット<2150>は13日、2019年12月期第1四半期(19年1-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.2%減の6.83億円、営業利益が同29.0%減の1.24億円、経常利益が同28.1%減の1.20億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同36.7%減の0.70億円となった。

厚生労働省が策定した「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン」が2019年4月に施行されたことに伴い、主要な取引先において、審査及び新規案件の意思決定に若干の遅れが発生し、当第1四半期の受注に対し影響が出た。

医薬営業支援サービスの売上高は前年同期比15.0%減の5.91億円、営業利益は同0.5%増の3.05億円となった。

医療コンテンツサービスの売上高は同8.1%減の0.92億円、営業利益は同45.6%減の0.22億円となった。医師向け教育コンテンツ「ケアネットDVD」及び「その他」の売上高は同26.4%減の0.33億円、医療教育動画サービス「CareneTV」の売上高は同7.1%増の0.58億円となった。

また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」においては、医師会員獲得及び維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行い、当第1四半期末の医師会員数は14万5千人(前年同期比4.3%増)となった。

2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.8%増の31.00億円、営業利益が同6.5%増の5.00億円、経常利益が同10.6%増の4.82億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.9%増の2.92億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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