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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):WSCOPE、FJネクスト、コスモHD

WSCOPE <日足> 「株探」多機能チャートより
■ダブル・スコープ <6619>  1,750円  +170 円 (+10.8%)  本日終値
 ダブル・スコープ<6619>が急反騰。9日の取引終了後、韓国子会社を通じて大手電池メーカーと20年から5年間のセパレーター供給量について合意したと発表しており、長期製品供給による中期的な成長への貢献を期待した買いが入ったようだ。今回の合意ではIT機器、電動工具、コードレス家電など民生用途や、ESS用途(電力貯蔵装置)の供給量に欧州などのEV用途を合わせて、5年間で約20億平方メートルのセパレーターを供給するという。なお、同件の影響については今年8月に公表予定の中期経営計画で発表する予定してとしている。同時に発表した第1四半期(1~3月)連結決算は、売上高26億100万円(前年同期比21.8%増)、営業損益13億1600万円の赤字(前年同期1億7200万円の赤字)、最終損益12億200万円(同1億7500万円の赤字)だった。また、19年12月期通期業績予想は、売上高175億円(前期比2.0倍)、営業利益8億円(前期33億4800万円の赤字)、最終利益3億円(同28億6100万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

■FJネクスト <8935>  963円  +85 円 (+9.7%)  本日終値
 エフ・ジェー・ネクスト <8935> が急伸。9日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比39.6%増の100億円に拡大して着地。続く20年3月期も前期比9.1%増の110億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期も主力の投資用マンションと高価格帯のファミリー向けマンションの販売を伸ばし、10.4%の増収を見込む。併せて、今期の年間配当は前期比8円増の44円に増配する方針とし、前日終値ベースの配当利回りは5.01%に上昇したことも評価材料となった。

■コスモHD <5021>  2,295円  +192 円 (+9.1%)  本日終値
 コスモエネルギーホールディングス <5021> が急反発。9日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比17.3%減の966億円になったが、続く20年3月期は前期比14.8%増の1110億円に伸びる見通しとなったことが買い材料視された。今期は石油事業で堅調な市況環境を背景に販売マージンが改善するうえ、販売数量の増加を見込む。前提レートは原油価格が1バレル=65ドル、為替は1ドル=110円に設定している。併せて、前期の年間配当を50円→80円(前の期は50円)に増額し、今期も80円を継続する方針としたことも支援材料となった。

■東芝機械 <6104>  2,480円  +203 円 (+8.9%)  本日終値
 9日に決算を発表。「今期経常は13%増益、実質増配へ」が好感された。
 東芝機械 <6104> が5月9日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比20.2%減の55.7億円になったが、20年3月期は前期比13.0%増の63億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収になる。
  ⇒⇒東芝機械の詳しい業績推移表を見る

■エディオン <2730>  982円  +75 円 (+8.3%)  本日終値
 9日に決算を発表。「今期経常は5%増益、前期配当を4円増額・今期も32円継続へ」が好感された。
 エディオン <2730> が5月9日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比16.8%増の188億円になり、20年3月期も前期比4.8%増の198億円に伸びる見通しとなった。3期連続増収、増益になる。同時に、前期の年間配当を28円→32円(前の期は28円)に増額し、今期も32円を継続する方針とした。
  ⇒⇒エディオンの詳しい業績推移表を見る

■五洋建設 <1893>  510円  +38 円 (+8.1%)  本日終値
 五洋建設<1893>が急伸。同社はきょう午後0時30分頃に、20年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しは305億円(前期比4.3%増)とし、年間配当計画を前期比1円増配の20円としていることが好感されたようだ。売上高は5800億円(同7.0%増)を見込む。国内では国土強靭化のための緊急対策などの公共投資により建設投資の増加を予想しているほか、東南アジアも社会資本整備を中心とした建設投資が堅調に推移するとみている。なお、19年3月期通期の連結決算は、売上高が5419億4900万円(前の期比2.9%増)、営業利益が292億3200万円(同5.8%増)で着地。期末一括配当は従来計画比1円増額の19円としている。

■電算システム <3630>  4,130円  +265 円 (+6.9%)  本日終値
 電算システム<3630>が大幅続伸で連日の上場来高値更新。前日は値幅制限上限の700円高に買われたが、引き続き上値を買い進む動きが鮮明だ。情報処理・システム構築を行うほか、払込票決済などコンビニでの収納代行ビジネスも手掛け、キャッシュレス関連の物色テーマに乗っている。楽天銀行アプリで提供する「楽天銀行コンビニ支払サービス」による収納代行サービス導入に伴い業容拡大効果にも期待が大きい。各種ギフト処理やバックオフィスなど情報処理サービスビジネスで受注を伸ばしているほか、システム開発分野ではクラウド関連案件が高水準で収益を後押ししている。19年1~3月期決算は2ケタ増収で最終利益は前年同期比で倍増しており、買い安心感が強い。

■デジタルガレージ <4819>  3,260円  +205 円 (+6.7%)  本日終値
 デジタルガレージ<4819>が大幅反発。9日の取引終了後、集計中の19年3月期連結業績について、売上高が335億円から356億円(前の期比39.6%増)へ、純利益が62億円から97億円(同51.3%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。フィナンシャルテクノロジー事業で、主力のEC決済に加えて、対面決済をはじめとした非EC決済の成長が業績を牽引したほか、持ち分法適用関連会社カカクコム<2371>の収益貢献を中心にロングタームインキュベーション事業が順調に推移したことが寄与した。また、インキュベーションテクノロジー事業で、国際財務報告基準(IFRS)に準拠し、国内外の未公開企業などへの投資・育成を目的として保有する有価証券の公正価値が大幅に増加したことも業績を押し上げた。

■スパークス・グループ <8739>  257円  +16 円 (+6.6%)  本日終値
 スパークス・グループ<8739>が急伸。独立系の資産運用会社で中小型株に優位性を持ち、ヘッジファンドや不動産分野への投資ノウハウも高い。19年3月期は成功報酬の減少に伴い営業利益段階で4割減益と低迷したが既に株価面には織り込み済みで、20年3月期の巻き返しに期待した継続的な買いが観測されている。トヨタ自動車<7203>と協業する未来創生ファンドへの期待が大きいほか、次世代コンピューターとして世界で脚光を浴びる量子コンピューティング分野への投資にも積極的で、200円台の株価には値ごろ感も漂う。

■三協フロンテア <9639>  3,585円  +220 円 (+6.5%)  本日終値
 9日に決算を発表。「今期経常は10%増で4期連続最高益、15円増配へ」が好感された。
 三協フロンテア <9639> [JQ] が5月9日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比14.5%増の60.9億円になり、20年3月期も前期比10.0%増の67億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、6期連続増益になる。
  ⇒⇒三協フロンテアの詳しい業績推移表を見る

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