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【市況】【↑】日経平均 大引け| 反発、米株安も寄り後は漸次下値切り上げる (4月25日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  22183.32
高値  22334.69(14:52)
安値  22155.23(09:01)
大引け 22307.58(前日比 +107.58 、 +0.48% )

売買高  12億2102万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆2781億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は反発、前日の米株安も寄り後は漸次下値切り上げる展開
 2.低調な欧州の経済指標受けた世界景気減速への懸念再燃も影響は限定的
 3.取引時間中は中国株など軟調も、ファナックの頑強な動きがプラス作用
 4.日銀の金融政策決定会合では 緩和的政策の継続意思表明で買い安心感も
 5.33業種中27業種が上昇し、全体の7割超の銘柄が上昇する地合いに

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは59ドル安と反落した。中国市場での競争激化が懸念されたキャタピラーが下落したほか、原油安を受けシェブロンやエクソンモービルも値を下げた。

 東京市場では、日経平均株価が寄り付きこそやや軟調でスタートしたが、その後は漸次下値を切り上げる展開となり、年初来高値を更新した。

 低調な欧州の経済指標を受け世界景気減速に対する警戒感が再燃し、前日の米株市場ではNYダウなど主要指数がいずれも反落した。これを受け本日の東京市場もリスク回避の売りが波及すると思われたが、フタを開けてみると思いのほか頑強な地合いとなった。取引時間中は中国株などアジア株も軟調だったが影響は限定的で、前日に今期業績の大幅減益見通しを発表したファナックが、一時はプラス圏に浮上するなど底堅さを発揮し、これを受けて株価指数を絡めた全体相場買い戻しの動きに発展した。更に、本日までの日程で行われていた日銀の金融政策決定会合では、緩和的政策の来春までの継続意思を示したことで、投資家のセンチメントが強気に傾き、33業種中27業種が上昇し、個別株ベースでも7割を超える銘柄が上昇する買い気の強い展開となった。

 個別では、任天堂<7974>が断トツの商いをこなし高く、ソニー<6758>も堅調。花王<4452>が活況高。トヨタ自動車<7203>がしっかり、東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>も堅調。安川電機<6506>も買いが優勢だった。資生堂<4911>も強い動き。バリューコマース<2491>は値幅制限いっぱいに買われ、アマノ<6436>、日本航空電子工業<6807>も大幅高。イビデン<4062>、日立化成<4217>も値を飛ばした。熊谷組<1861>も物色人気となった。
 半面、キーエンス<6861>が大きく値を下げ、日本電産<6594>も軟調。ファーストリテイリング<9983>も冴えない。ファナック<6954>は軟調ながら下げ渋った。SMK<6798>が急落、コメリ<8218>、スタンレー電気<6923>なども大幅安。KLab<3656>の下げも目立つ。田辺三菱製薬<4508>、JSR<4185>、関西電力<9503>なども売られた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄は花王 <4452> 、ユニファミマ <8028> 、中外薬 <4519> 、アドテスト <6857> 、東エレク <8035> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約48円。
 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、キッコマン <2801> 、アステラス <4503> 、キヤノン <7751> 、日東電 <6988> 。押し下げ効果は約34円。

 東証33業種のうち上昇は27業種。上昇率の上位5業種は(1)陸運業、(2)不動産業、(3)その他製品、(4)小売業、(5)石油石炭製品。一方、下落率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)鉱業、(3)証券商品先物、(4)輸送用機器、(5)電気機器。

■個別材料株

△熊谷組 <1861>
 前期経常を6%上方修正。
△Vコマース <2491>
 1-3月期(1Q)経常は51%増益、通期業績と配当を増額。
△Fスターズ <3687>
 上期経常を21%上方修正、通期も増額。
△テラスカイ <3915>
 トヨタ販売会社が「DataSpider Cloud」を採用。
△イビデン <4062>
 今期経常は35%増益へ。
△日立化 <4217>
 日立 <6501> による売却報道を評価。
△サンバイオ <4592> [東証M]
 「SB623」が欧州医薬品庁より先端医療医薬品の指定。
△山洋電 <6516>
 20年3月期営業益予想11%増で5円増配へ。
△航空電子 <6807>
 今期経常は市場予想上回る180億円へ、配当増額も評価。
△大興電子 <8023> [東証2]
 前期最終を27期ぶり最高益に5.4倍上方修正、配当も2円増額。

▼キッコマン <2801>
 中期経営計画未達を引き続き警戒。
▼スタンレー <6923>
 今期経常は10%減益へ。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)Vコマース <2491> 、(2)アマノ <6436> 、(3)航空電子 <6807> 、(4)イビデン <4062> 、(5)日立化 <4217> 、(6)クワザワ <8104> 、(7)Fスターズ <3687> 、(8)熊谷組 <1861> 、(9)山洋電 <6516> 、(10)ヒトコムHD <4433> 。
 値下がり率上位10傑は(1)SMK <6798> 、(2)コメリ <8218> 、(3)スタンレー <6923> 、(4)大豊工業 <6470> 、(5)PCA <9629> 、(6)デファクト <3545> 、(7)ユアテック <1934> 、(8)KLab <3656> 、(9)JAFCO <8595> 、(10)キムラタン <8107> 。

【大引け】

 日経平均は前日比107.58円(0.48%)高の2万2307.58円。TOPIXは前日比8.23(0.51%)高の1620.28。出来高は概算で12億2102万株。東証1部の値上がり銘柄数は1578、値下がり銘柄数は489となった。日経ジャスダック平均は3448.47円(12.40円高)。

[2019年4月25日]

株探ニュース

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