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【通貨】外為サマリー:111円90銭前後に値戻す、欧州勢の動向などに関心も

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=111円91前後と前日午後5時時点に比べ横ばい圏。ユーロは1ユーロ=125円97銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前9時過ぎから円高が進み、午前10時20分過ぎに一時111円65銭をつけた。10連休を控えた国内輸出企業がドル売り・円買いを入れたとの見方も出ている。ただ、午後にかけて急速に値を戻し午後2時40分過ぎには111円90銭台を回復した。日経平均株価がプラス圏に転じたことも、ドル買い要因に働いた。ただ、明日からは日銀金融政策決定会合が始まるほか、26日からは日米首脳会談があり、同会談に先立ち日米通商交渉も実施されることから積極的な売買は手控えられている。イースター休暇明けとなる欧州勢の動向も関心を集めている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1254ドル前後と同0.0008ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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