【市況】９日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は１９０ドル安と続落

　９日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前日比１９０．４４ドル安の２万６１５０．５８ドルと続落した。

　トランプ米大統領は１１０億ドルの欧州連合（ＥＵ）製品への関税導入を表明。また国際通貨基金（ＩＭＦ）は世界経済の成長率予想の下方修正を発表した。貿易摩擦激化と世界経済の減速懸念を受け、ＮＹダウは続落した。キャタピラーやボーイング、スリーエムが安く、アドバンスド・マイクロ・デバイシズやインテルなど半導体株が値を下げた。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力ＩＴ関連株も軟調。半面、コカ・コーラやディズニー、マクドナルドが値を上げた。

　ナスダック総合株価指数は、同４４．６０６ポイント安の７９０９．２７８と３日ぶりに反落。出来高概算は、ニューヨーク市場が７億１７２３万株、ナスダック市場は２０億６８７７万株となった。

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）