【市況】東京株式(前引け)=続伸、米中協議の進展期待などで買い優勢
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は、朝方に売り買いを交錯させたが、その後は徐々に下値を切り上げる展開をみせた。米中貿易協議が近く最終合意に達するとの観測がでるなか、中国・上海株などアジア株も堅調な推移をみせ、リスクを取る動きが優勢。米株市場で半導体セクターへの買いが目立っており、この流れを引き継いで大手を中心に同関連株が買われている。ただ、2万1800円近辺では戻り売りが厚く上値の重さも意識された。
個別ではキーエンス<6861>が売買代金トップで大幅高。東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>なども商いを伴い高い。太陽誘電<6976>、TDK<6762>などが値を飛ばし、ZOZO<3092>も反発に転じた。TOWA<6315>、新川<6274>が大幅高、サノヤスホールディングス<7022>も物色人気。半面、ファーストリテイリング<9983>が冴えず、ソニー<6758>、武田薬品工業<4502>も売りに押された。Gunosy<6047>、ノーリツ鋼機<7744>の下げが目立ったほか、レンゴー<3941>も安い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)