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【市況】東京株式(前引け)=続伸、米中協議の進展期待などで買い優勢

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 4日前引けの日経平均株価は前営業日比55円64銭高の2万1768円85銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億77万株、売買代金概算は1兆63億7000万円。値上がり銘柄数は1237、対して値下がり銘柄数は798、変わらずは104銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、朝方に売り買いを交錯させたが、その後は徐々に下値を切り上げる展開をみせた。米中貿易協議が近く最終合意に達するとの観測がでるなか、中国・上海株などアジア株も堅調な推移をみせ、リスクを取る動きが優勢。米株市場で半導体セクターへの買いが目立っており、この流れを引き継いで大手を中心に同関連株が買われている。ただ、2万1800円近辺では戻り売りが厚く上値の重さも意識された。

 個別ではキーエンス<6861>が売買代金トップで大幅高。東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>なども商いを伴い高い。太陽誘電<6976>、TDK<6762>などが値を飛ばし、ZOZO<3092>も反発に転じた。TOWA<6315>、新川<6274>が大幅高、サノヤスホールディングス<7022>も物色人気。半面、ファーストリテイリング<9983>が冴えず、ソニー<6758>、武田薬品工業<4502>も売りに押された。Gunosy<6047>、ノーリツ鋼機<7744>の下げが目立ったほか、レンゴー<3941>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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