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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):Jエレベータ、キーエンス、ワークマン

Jエレベータ <日足> 「株探」多機能チャートより
■Jエレベータ <6544>  2,365円  +84 円 (+3.7%)  本日終値
 ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>が大幅高で3連騰、連日の上場来高値と気を吐いている。関東や北海道を軸にエレベーターやエスカレーターの保守を手掛け、旺盛なエレベーターのメンテナンス需要を取り込み、19年3月期業績予想も期初見通しを増額、営業利益段階で前期比4割を超える伸びが見込まれている。同社の国内シェアはまだ5%程度で今後の需要開拓余地が大きい。また、上越市を地盤として地域に密着したビルメンテナンス事業を展開する企業を完全子会社化するなどM&Aによる業容拡大も株価の評価材料となっている。

■キーエンス <6861>  68,090円  +2,140 円 (+3.2%)  本日終値
 キーエンス<6861>が高い。米中貿易摩擦については足もと楽観的な見方がやや後退しており、FA関連株には向かい風が意識されているが、同社株については前日まで株価は4日続落していただけに値ごろ感もあった。信用買い残は枯れた状態で東証信用倍率は0.5倍と株式需給面からも上値に重さはない。業績面も18年4~12月期の段階で営業利益は前年同期比14%の伸長を確保しており、通期営業利益にも会社側は未開示ながら2ケタ増益が濃厚だ。

■ワークマン <7564>  10,070円  +270 円 (+2.8%)  本日終値
 ワークマン<7564>が大幅続伸、遂に未踏の1万円大台乗せを果たした。作業服販売チェーン大手で、作業服で培った機能性を生かしたカジュアル衣料に展開、プライベートブランド(PB)商品が好調で収益に寄与している。店舗併設により高機能ウエアの新業態「ワークマンプラス」の積極出店を推進しており、これも新たな評価のポイントとなっている。なお、2月の全店売上高は前年同月比14%増と好調を継続している。

■オプティム <3694>  5,120円  +110 円 (+2.2%)  本日終値
 オプティム<3694>は続伸。同社は19日引け後に、同社が提供する「AI Call Center Service」とリンク(東京・港区)が展開する「BIZTEL(ビズテル)」が同日から、システム連携を開始すると発表した。これが株価の刺激材料となったようだ。「AI Call Center Service」は、人口知能(AI)を用いた音声解析や回答候補の提示機能を提供するコールセンター支援サービス。一方で、「BIZTEL」はクラウド型テレフォニーサービスのパイオニアとして、企業向けインターネット電話サービスを展開している。この提携によって同社はコールセンターシステム・音声認識システム・AIのセット導入が約2週間で実現するとしている。

■凸版印刷 <7911>  1,698円  +32 円 (+1.9%)  本日終値
 凸版印刷<7911>はしっかり。同社とTIS<3626>は19日、VR(仮想現実)とAR(拡張現実)を組み合わせることにより、物理的には遠く離れた別の場所にいる人物が、あたかも同じ空間内に存在しているかのような状況を作り出し、遠隔でのコミュニケーションを可能にする技術を開発したと発表。この技術は少子高齢化や自動車製造やプラント建設など専門技能の後継者不足といった社会課題を解決するものを目指している。今後について、両社は同技術の更なる改良を進め、製造業や小売業、教育、観光などさまざまな分野へ適用していき、2021年までに関連受注含め約30億円の売り上げを目指すとしている。

■JCRファーマ <4552>  6,500円  +120 円 (+1.9%)  本日終値
 JCRファーマ<4552>が反発。目先利益確定売りも観測されていたが、大勢トレンドは25日移動平均線をサポートラインとした上昇基調を継続している。ホルモン製剤を主力とするバイオベンチャーで、製薬部門も有していることで業績は増収増益基調を続けている。遺伝子組み換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」が好調なほか、間葉系幹細胞を使った細胞医薬品「テムセル」も収益に寄与している。薬剤を通しにくい血液脳関門に薬剤を通す独自技術「J-Brain Cargo」を開発しており、同技術を使った今後の可能性にマーケットの関心が集まっている。

■住友金属鉱山 <5713>  3,267円  +58 円 (+1.8%)  本日終値
 住友金属鉱山<5713>は3日続伸。ここ非鉄市況が上昇傾向にあり、LMEでは直近アルミが3カ月ぶり高値圏に浮上、ニッケルなども上昇基調にある。同社株など非鉄株は株価の出遅れが目立ち、主力電機株などが一服となるなか、リターンリバーサル狙いの買いを引き寄せている。

■あおぞら銀行 <8304>  3,130円  +40 円 (+1.3%)  本日終値
 あおぞら銀行<8304>が堅調な値動き。株式市場は3月期末を目前にして、駆け込みで配当権利取り狙いの買いが観測される状況にある。そのなか、同社株は年間配当利回りが約5.9%に達するなど極めて高く、全般気迷い気味の地合いのなかで根強い買いが流入している。19年3月期最終利益は前期比横ばいを予想しているが、20年3月期は運用利ザヤ底入れで小幅ながら増益に転じる公算がある。時価PER8倍台、PBRは0.8倍台と配当利回り以外の株価指標面から割安感が強く、下値では押し目買いニーズが強い。

■明治ホールディングス <2269>  9,020円  +110 円 (+1.2%)  本日終値
 明治ホールディングス<2269>は3日ぶりに反発。SMBC日興証券は19日付で、同社の投資判断を「2」から「1」、目標株価を9000円から1万1000円へそれぞれ引き上げた。同社の売り上げは成長の踊り場にあるが、利益の成長は止めておらず、同業他社と一線を画す同社の利益創出力を評価している。主なポイントは、(1)値上げによる利益を伸ばすことができる食品株であること、(2)20年3月期に不採算事業の構造改革が本格化すること、(3)営業利益の成長率が20年3月期で8%増、今後3年間で年率6.4%増と堅調な伸びを見込めることとしている。19年3月期営業利益について、会社計画の1010億円に対して1000億円(前期比5.6%増)、20年3月期は1080億円を見込んでいる。

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