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【市況】米国株見通し:米FOMCめぐる思惑が引き続き下支えに

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物  2848.00(+ 7.50) (18:05現在)
ナスダック100先物  7378.50(+17.75) (18:05現在)


 18時05分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は70ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比0.20ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、19日の米株式市場は買い優勢気味に始まりそうだ。


 19-20日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げ見通しを引き下げるとの見方があるほか、バランスシート縮小策を巡る方針を明確化する見通しであり、ハト派的姿勢を示すとの思惑(期待)が続く。NY原油先物は、米国原油在庫の増加予想で買いづらい面があり、伸び悩む展開が見込まれる。


 本日発表となる米経済指標は、米国の1月製造業受注と1月耐久財受注改定値。なかでも、製造業受注は前月のプラス転換後伸び拡大が予想されており、株式市場にはポジティブな材料となる可能性がある。決算発表は、フェデックスなどが予定されている。

《KK》

 提供:フィスコ

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