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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (3月13日記)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 日経平均株価は、3月4日の高値2万1860円が戻り高値となって、現在が下値を試す動きの途中なら、昨日の高値2万1568円が戻り高値となって、本日が昨日の上げ分を押し戻す動きになると考えられます。

 目先の価格が11日の安値2万0938円を割れると、その後は、下降の流れを継続して、昨年12月の安値1万8948円を目指す可能性が大きくなります。

 4月の強気の季節性を考慮すると、1万8948円へ接近する動きへ入るとするなら、その下げは、4月上旬頃までの期間(15~20営業日)で一連の下降のジグザグの流れを経過すると考えられます。

 目先の価格が1万8948円を目指す動きになる場合、あまり日柄をかけずに2万0938円を割れる動きになる公算です。


情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend

【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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