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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):アルコニクス、シャープ、MTG

アルコニクス <日足> 「株探」多機能チャートより
■アルコニックス <3036>  1,271円  +147 円 (+13.1%)  本日終値  東証1部 上昇率トップ
 アルコニックス<3036>が急伸。19日の取引終了後、従来19円を予定していた19年3月期の期末配当を1円増額して20円にすると発表しており、これを好感した買いが入った。なお、年間配当は39円(従来予想38円)となり、前期実績に対して7円の増配になる予定だ。同時に、74万株(発行済み株数の2.86%)、または8億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は2月20日から5月31日までで、うち24万株については20日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得した。また、大日本印刷<7912>並びに香港パートナー企業と合弁会社を設立すると発表した。リチウムイオン電池用材料の需要の取り込みや新たな商流開拓を図るのが目的で、出資比率はアルコニックス60.0%、大日本印刷25.1%。設立後、アルコニックスの連結子会社となる予定だ。

■シャープ <6753>  1,362円  +96 円 (+7.6%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 シャープ<6753>が大幅高で75日移動平均線に急接近、売買代金も高水準に膨らみ底値もみ合い離脱の色を強めてきた。日経平均が2万1000円台でじりじりと水準を切り上げる展開にあるなか、同社株の出遅れ感は顕著で機関投資家とみられるリターン・リバーサル狙いの買いを呼び込んでいる。同社は前日、業界最小クラスの設置面積を実現したキャッシュレス対応レジを発売することを発表している。ハンドスキャナーや決済端末などの周辺機器を最大12台まで同時に接続できるもので、政府が後押しするキャッシュレス時代に向けた有力商品として期待がかかっている。

■MTG <7806>  2,830円  +185 円 (+7.0%)  本日終値
 MTG<7806>が7日ぶりに反発。19日の取引終了後、美容ブランド「ReFa(リファ)」のインショップを東京・有楽町のビックカメラ有楽町店3階に22日付でオープンすると発表しており、これを好感した買いが入った。同店舗は、家電量販店としては初の体験型ショップで、これまで家電量販店では一部品目のみの取り扱いとなっていた「ReFa」の全スキンケア商品を取り揃えるほか、美容知識が豊富なビューティーライフデザイナーによるカウンセリングを通じて、一人一人に合った美容機器・スキンケア商品を提案する。なお、2月22日から3月3日まで、オープンを記念して1階店頭の特設スペースで、顧客のライフスタイルに合わせたコラーゲンカクテルが味わえるイベントを開催するとしている。

■不二製油グループ本社 <2607>  3,925円  +205 円 (+5.5%)  本日終値
 不二製油グループ本社<2607>は大幅に3日続伸。19日に米国のチョコレート会社、ブロマー社の買収説明会が開催された。同説明会に対して、SMBC日興証券は19日、「買収で売上シナジーの創出について期待が持てる説明がされた」とポジティブに評価している。ブロマー社の強みであるグローバル大手菓子メーカーとの親密な関係性及び米国市場で800社以上の顧客網を今回の買収で獲得できるとしている。また、成長分野である北米の付加価値チョコ市場(オーガニック、シュガーフリー、プレミアムチョコ、健康バー)が同社の油脂の技術を活かした差別化可能な市場であり、買収によって競合大手のバリーカレボー社に対する競争優位性が確保できるとの見方を示している。

■CYBERDYNE <7779>  755円  +30 円 (+4.1%)  本日終値
 CYBERDYNE<7779>が大幅高で4日続伸。この日の寄り前、英国立の科学研究組織である3Rセンターが主催する「CRACK-IT Challenge(フェーズ1)」において、欧州子会社が主導するLED方式光音響イメージング装置Acoustic Xを活用した研究が選出され、研究資金の交付が19日付で発表されたとしており、これを好材料視した買いが入った。英3Rセンターは、動物実験の代替、改善、削減を目的としており、産学協働を支援する取り組みとしてCRACK-IT Challengeを主催。同社の研究「意識がある小動物の関節リウマチの進行をモニタリングするための手持ち式機器の開発・検証」では、光音響イメージングは、関節リウマチの早期診断を実現する可能性があり、関節リウマチの新薬開発の過程で必要となる動物実験の削減が期待されていることから、今回選出されたとしている。なお、研究機関は19年6月19日までで、交付金額8万2800ポンド(約1100万円)は19年3月期及び20年3月期のその他収益に計上されるとしている。

■ソフトバンクグループ <9984>  10,400円  +365 円 (+3.6%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が反発。市場では「同社の6000億円を上限とする自社株買いの動向に引き続き注目が集まっている。前日は自社株買い終了が近いとの観測が株価の下げを誘発したが、きょうは自社株買いと推測される大口の買い注文が入ったことで、これが投資家に買い安心感をもたらし、個人投資家などが追随買いを入れている」(国内ネット証券)としていた。同社株は売買代金も高水準で東証1部上場企業のなかで断トツとなっている。

■住友金属鉱山 <5713>  3,202円  +107 円 (+3.5%)  本日終値
 住友金属鉱山<5713>、DOWAホールディングス<5714>、三菱マテリアル<5711>など非鉄株が高い。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で金先物価格は19日、4月物が前日比22.7ドル高の1トロイオンス1344.8ドルと上昇。一時1345ドルと昨年4月下旬以来、約10カ月ぶりの水準に上昇した。世界経済の先行き不透明感などから金に見直し買いが流入している様子だ。これを受け、金鉱山の菱刈鉱山を持つ住友鉱などが買われた。また、ニッケル価格の上昇を受け大平洋金属<5541>も上昇している。

■ヘリオス <4593>  1,754円  +48 円 (+2.8%)  本日終値
 ヘリオス<4593>は3日ぶり反発。同社は19日取引終了後に、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>に譲渡した「BBG250(Brilliant Blue G-250)」を含有する眼科手術補助剤にかかる事業で、これに伴うマイルストーン収入を19年12月期第1四半期に計上することを発表、これを材料視する買いを呼び込んだ。

■三菱商事 <8058>  3,254円  +61 円 (+1.9%)  本日終値
 三菱商事<8058>、住友商事<8053>、三井物産<8031>、丸紅<8002>、伊藤忠商事<8001>など総合商社株が揃って上値を指向している。ここ原油や非鉄など資源価格の上昇が目立っており、収益面で追い風となる商社セクターは水準訂正狙いの投資資金が流入している。また、きょうは日本経済新聞の朝刊で「ロシアのガス大手ノバテクが三菱商事と三井物産に北極圏の液化天然ガス事業に1割を出資するよう打診していることが分かった」と報じられており、これも両銘柄をはじめ総合商社に思惑買いを引き寄せる背景となっているもよう。

■丸紅 <8002>  821.2円  +13.7 円 (+1.7%)  本日終値
 丸紅<8002>が3日続伸。この日、ブロックチェーン技術を活用した電力取引プラットフォームの開発・構築を行う米国LO3エナジー社と共同で、日本国内におけるブロックチェーン技術を用いた電力取引にかかる実証実験を行うと発表しており、これが好材料視された。同実証実験では、電力消費者(国内複数カ所の丸紅グループ施設及び丸紅新電力の顧客先)と発電源(丸紅の国内保有発電所)にブロックチェーン機能搭載メーターを設置。これにより、発電源で発電された電力を、電力消費者がバーチャル市場経由で購入したい価格を専用モバイルアプリで設定し、購入することを模擬的に実施するとしている。

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