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【通貨】外為サマリー:1ドル110円70銭前後で推移、日経平均上昇で上値試す

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円74銭前後と前日午後5時時点に比べ8銭程度のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、米中貿易交渉の先行き進展期待などから米株式市場でNYダウ平均株価が小幅ながら続伸したことで、円が売られ、ドルが買われた。ただ、米長期金利が低下し、日米金利差が縮小したため、円の下落は限定的となった。こうしたなか、ドルは一時110円49銭へ下落する場面があった。

 この日の東京市場に移ってからは、ドルは110円70銭台へと上昇。日経平均株価が値を上げるなか、ドル買い・円売りが優勢となった。今晩は米国で1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表される。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策のスタンスを確かめるためにも市場の関心は高い。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1349ドル前後と同0.0050ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=125円70銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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