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【通貨】外為サマリー:1ドル111円近辺で推移、10~12月期GDPに反応限定的

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円93銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、米中貿易交渉の進展期待からNYダウが続伸したことで、投資家はリスク許容姿勢を強め、円が売られドルが買われた。ドルは一時、1ドル111円05銭と、昨年12月下旬以来、約1カ月半ぶりのドル高・円安水準をつける場面があった。

この日の東京市場に移ってからは110円90銭前後で推移。前日発表された米1月の消費者物価指数(CPI)は前月から横ばいとなった。インフレは抑制されていることから、来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金利は据え置かれるとの観測が強まった。この日、内閣府が18年10~12月期の国内総生産(GDP)成長率は、物価変動を除いた実質で年率換算1.4%増となった。市場予想(1.4%増)と同水準だったこともあり、市場の反応は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1264ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=124円96銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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