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【市況】<マ-ケット日報> 2019年2月13日

 13日の市場は日経平均が大幅続伸。終値は前日比280円高の2万1144円で、昨年12月17日以来、約2カ月ぶりの水準まで回復してきた。前日の米株高や円安トレンドの持続などを好感して寄り付きから2万1000円のカベを突破。米中貿易協議の進展や中国上海株の上昇もあって中頃には350円近い上げ幅まで示現した。ヘッジファンドなど外国人の資金も流入しており、ようやく米株高に素直に反応できる地合いになってきた。

 昨日の米国市場は政府機関の再閉鎖回避を好感してダウ平均が5日ぶりに大幅反発。400ドル近い上げ幅で昨年12月3日以来の高値水準まで回復してきた。この日は米中貿易協議が順調に進んでいるとの報道も相場を後押し。外交的成果を急ぐトランプ大統領が3月1日の交渉期限を延長(関税引き上げも延長)する可能性まで取り沙汰されており、交渉決裂という最悪の事態が起きる可能性は日ごとに低下しているようである。

 さて、東京市場は一段と進んだ外部環境の改善でリスクを取る動きが戻り、日経平均はチャート上の大きなフシ目2万1000円を窓空けでクリアしてきた。足元(10-12月決算)の業績はふるわなかったものの、昨年末の急落でとりあえず織り込み済みの形が出来ており、目線は1-3月から来期へと移りつつある。状況的に最悪期は脱したと見ていいだろう。米政府機関の閉鎖、米中貿易協議とトランプ大統領が半ば折れる(譲歩する)ようなケースが増えており、マーケットには安心感が出てきている。(ストック・データバンク 編集部)

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