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【通貨】外為サマリー:1ドル110円50銭台に上昇、昨年12月末以来のドル高水準に

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円50銭前後と前週末午後5時時点に比べ70銭強のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、昨年10~12月期の英国の実質国内生産(GDP)が市場予想を超える落ち込みとなり、これにより英ポンドやユーロが対ドルで売られ、他の主要通貨に対してドル買いの勢いが強まり、これに連動してドル買い・円売りも進行した。また、米長期金利の上昇もドル買い・円売りの材料となった。こうしたなか、ドルは一時110円40銭台へ上昇した。

 この日の東京市場に移ってからもドルは堅調。午前9時50分に110円54銭まで値を上げた。110円50銭台は昨年12月31日以来のこと。米中首脳会談が3月開催に向けて調整中とも伝わり、米中貿易協議への期待も高まるなかドル買いが優勢な展開となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1276ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=124円60銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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