【市況】東京株式(前引け)=米経済指標を受け強気優勢、円安も後押し
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は買い優勢の展開だった。前週末に雇用統計など米国の主要経済指標の結果を受け市場のセンチメントが強気に傾き、外国為替市場で1ドル=109円台半ばまで円安が進んだことなども株高を後押しした。ただ、国内企業の決算発表が中盤を迎えるなか、企業収益に対する警戒感も根強く、日経平均株価は伸びを欠いたが、東証1部全体の9割超の銘柄が上昇している。
個別では任天堂<7974>が買われ、キーエンス<6861>も値を飛ばした。武田薬品工業<4502>が高く、日立製作所<6501>も上値を追った。トヨタ自動車<7203>も堅調。ダントーホールディングス<5337>が値上がり率トップに買われ、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>も急伸。大塚商会<4768>はストップ高。半面、ソニー<6758>が東証1部売買代金トップで急落した。ホンダ<7267>も安い。ネクステージ<3186>が大幅安となったほか、エディオン<2730>、メガチップス<6875>、OKI<6703>などの下げも目立つ。アサヒホールディングス<5857>も安い。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)