【市況】東京株式(前引け)=続伸、朝安後は切り返し急で前場高値引けに
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は、朝方は中国景気減速懸念を背景とした前日の米株安などを受けて売り先行で始まったが、買い気は強くその後日経平均株価はプラス圏に切り返した。9時半前に前週末終値を上回るとその後は次第高の展開で、前引けは180円強の上昇で前場の高値圏で着地している。取引時間中に為替が1ドル=108円40銭台に急速に円安方向に振れたことや中国株や香港株などのアジア株市場が堅調に推移していることも安心感を誘った。中小型材料株物色の流れが旺盛で値上がり銘柄数も全体の7割を超えた。
個別では任天堂<7974>が大幅高、オリンパス<7733>も値を飛ばした。東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>なども高い。フィックスターズ<3687>が値を飛ばし、コシダカホールディングス<2157>、IDOM<7599>なども買いを集めた。半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調、日本電産<6594>も売りに押された。ベクトル<6058>が大幅安、ネオス<3627>も下げた。ピジョン<7956>が下落、OSG<6136>も下値を探った。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)