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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ディップ、安川電、東エレク

ディップ <日足> 「株探」多機能チャートより
■島忠 <8184>  3,090円  +109 円 (+3.7%)  本日終値
 家具店とホームセンターを展開している島忠<8184>が反発。同社は10日取引終了後に、19年8月期第1四半期(18年9~11月)の単独決算を発表。営業利益は27億5400万円(前年同期比5.5%増)となり、上半期計画41億2900万円に対する進捗率は66.7%に達した。営業収益は355億7800万円(同1.9%増)で着地。既存店の改装や100円均一ショップの展開などを行い、来店客数の増加に取り組んだことが功を奏した。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■ディップ <2379>  1,943円  +46 円 (+2.4%)  本日終値
 ディップ <2379> が3日続伸。10日大引け後に発表した19年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益が前年同期比19.1%増の97.2億円に伸びて着地したことが買い材料視された。国内で引き続き人材需要が逼迫するなか、「バイトル」「はたらこねっと」などの求人情報サイトで広告出稿件数が伸びたことが寄与。人材投資や広告宣伝投資を実施する一方、費用の効率化に取り組んだことも大幅増益に貢献した。同時に、法人向けマーケティングオートメーションツール「KAIGAN」の開発を手掛けるMarketing-Roboticsの株式を取得し持分法適用会社化することを明らかにした。今後、共同商品開発体制を確立するほか、営業や人事など業務自動化サービスの展開を進めるという。

■クレハ <4023>  6,530円  +150 円 (+2.4%)  本日終値
 三菱UFJモルガン証券は10日、化学セクターのトップピック銘柄としてクレハ<4023>、カネカ<4118>、三井化学<4183>の3銘柄を挙げた。クレハは19年後半に向けてポリグリコール酸(PGA)樹脂とリチウムイオン電池(LiB)正極材向けバインダー(PVDF)の拡販と原燃料価格下落による業績モメンタムの加速を予想している。カネカは相対的に需要が安定している特殊塩ビ事業やポリオレフィン関連事業、合成繊維事業などで原燃料価格低減の効果が期待できる。三井化学は自動車軽量化に資する素材を多く手掛けており、着実な数量成長を見込んでいる。

■安川電機 <6506>  2,693円  +51 円 (+1.9%)  本日終値
 安川電機<6506>が高い。同社は10日取引終了後、19年2月期の連結業績予想の減額修正を発表した。売上高を4980億円から4820億円へ見直したほか、営業利益は590億円から530億円へ、最終利益は470億円から455億円へ修正した。特に、主力のモーションコントロール部門で、ACサーボモーター・コントローラー事業が中国を中心に米中貿易摩擦の影響が出たほか、半導体関連の設備投資が弱含み収益が伸び悩んだ。ただ、この日の株価は買い優勢の展開となっている。昨年11月末高値から今年1月4日安値まで株価は30%強下落しており、業績の悪化は織り込み済みともみられている。

■東京エレクトロン <8035>  13,525円  +135 円 (+1.0%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置関連に買いが先行。ここ米国株市場では昨年来調整局面にあった半導体関連株が戻り足をみせている。前日はインテルやアプライドマテリアルズ、エヌビディアなどいずれも高く、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続伸、終値ベースで昨年12月6日以来となる1200を回復している。また、アップル株も3日続伸と目先買い戻されており、これを受け東京市場でも出遅れ感のある半導体製造装置メーカーに買い戻しの動きが優勢となった。

■オートバックスセブン <9832>  1,848円  +15 円 (+0.8%)  本日終値
 オートバックスセブン<9832>は反発。10日の取引終了後に発表した12月度の月次売上概況(速報)で、国内既存店売上高が前年同月比9.7%増と2カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて休日が1日多かったことに加えて、全国的な冷え込みや降雪に伴うスタッドレスタイヤが好調に推移したことが寄与。また、一部の道路におけるチェーン装着義務化に伴う需要増加によりタイヤチェーンも大幅伸長した。なお、全店売上高は同9.5%増だった。

■ソフトバンク <9434>  1,433円  +8 円 (+0.6%)  本日終値
 大和証券は10日、4~6月期決算企業のTOPIX浮動株比率の見直しに関する売買インパクトを推計し公表した。新たな浮動株比率は10日に東京証券取引所から発表されており、30日の引けにかけ終値ベースでリバランスに伴う売買インパクトが見込まれる。今回のTOPIX浮動株比率見直しでは、12月に東証1部市場に新規上場したソフトバンク<9434>やアイルランドの製薬大手シャイアー買収に伴う新株発行に伴う影響がある武田薬品工業<4502>など注目度が高い銘柄が含まれている。ソフトバンクの場合、2.26日分のインパクトがあると試算されている。武田薬は1月と2月の2回に分けてTOPIXに組み込まれ、今回は4.76日分のインパクトを見込んでいる。また、同比率見直しに伴い買い需要が見込めるウエイト差の大きい上位銘柄としては、上記2社のほか日本オラクル<4716>や朝日インテック<7747>、ペプチドリーム<4587>、未来工業<7931>、クスリのアオキホールディングス<3549>、ベイカレント・コンサルティング<6532>、アルテリア・ネットワークス<4423>、マクロミル<3978>などが挙げられている。

■パソナグループ <2168>  1,230円  +6 円 (+0.5%)  本日終値
 パソナグループ<2168>が6日続伸。10日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(18年6~11月)連結業績について、営業利益を31億円から37億3000万円(前年同期比42.5%増)へ、純利益を3億5000万円から6億3000万円(同34.0%増)へ上方修正したことが好感された。売上高は1700億円の計画に対して1646億円(同9.3%増)とやや未達となったものの、インソーシング事業での売り上げ拡大やノウハウ蓄積による粗利率の向上、アウトソーシング事業での業務効率化、キャリアソリューション事業での利益拡大などが進んだことで利益は計画を上回った。

■ハウス食品グループ本社 <2810>  3,860円  +5 円 (+0.1%)  本日終値
 ハウス食品グループ本社<2810>は反発。SMBC日興証券は10日、投資評価を「2」から「1」、目標株価を3600円から4400円へそれぞれ引き上げた。食品株の中でも、同社は持続的に1ケタ後半の利益成長を長期的に出せる海外グロースの一角として位置付けている。特に、日本式カレーにより中国事業が成長軌道に乗った点などを評価している。また、同証券は19年3月期の営業利益見通しについて従来の172億円から181億円(前期比11%増)に引き上げており、20年3月期の営業利益も今期推定比8%増の195億円と予想している。

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