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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):メルカリ、久光薬、ソフトバンク

メルカリ <日足> 「株探」多機能チャートより
■メルカリ <4385>  2,020円  -93 円 (-4.4%)  本日終値
 メルカリ<4385>が4日続落、連日で上場来安値を更新した。同社は18日、英国子会社の「Mercari Europe」を解散すると発表した。同時に英国の決済関連サービスの「Merpay」も解散する。これに伴い、メルカリは欧州事業から事実上撤退する。解散に伴い、2億円前後の特別損失を19年6月期または20年6月期に計上する。フリーマーケットアプリ大手の同社は、米国とともに英国を拠点にグローバル展開を進めていた。この日の同社株には、欧州事業からの撤退を嫌気する売りが膨らんだ。

■あおぞら銀行 <8304>  3,460円  -65 円 (-1.8%)  本日終値
 あおぞら銀行<8304>は続落し年初来安値を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は18日、株価下落により従来の目標株価を達成したとして、投資判断を「アンダーウエイト」から「ニュートラル」へ引き上げた。目標株価は4100円で据え置いている。4~9月期の決算では与信関係収支悪化が響き、最終利益は前年比7.8%減の213億7700万円となった。一方で株式の含み益が見込めるため、19年3月期の会社計画の最終利益430億円(前年比0.1%減)は達成するとみている。また、GMOあおぞらネット銀行が2018年7月に事業開始、異業種連携による業務や収益の拡大効果にも注目している。

■久光製薬 <4530>  6,570円  -90 円 (-1.4%)  本日終値
 久光製薬<4530>が5日続落。きょう付けの日本経済新聞朝刊で「2018年3~11月期の連結業績は営業利益が前年同期比13%減の180億円程度になったもようだ」と報じられており、これが弱材料視された。記事によると、主力の消炎鎮痛剤「モーラステープ」など医療用医薬品が薬価の引き下げや後発薬の台頭で苦戦したという。また、今年2月に東京オリンピック・パラリンピックのスポンサー契約を結んだことで広告宣伝費が増えたとしている。

■ソフトバンクグループ <9984>  8,184円  -75 円 (-0.9%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>は続落。きょう東証1部に上場した同社の通信子会社ソフトバンク<9434>は公開価格を2.5%下回る1463円で初値を形成、鳴り物入りの超大型IPOだったが、公募で買った投資家はスタートから含み損を抱える格好となった。ソフトバンクGは子会社ソフトバンクの上場で約2兆6000億円を調達したが、セカンダリーで公開価格を上回ってくるかどうかが当面のポイントで、マーケットの視線が集まることになる。

■すららネット <3998>  7,090円  +1,000 円 (+16.4%) ストップ高   本日終値
 すららネット<3998>が後場急伸。同社はきょう、Z会ソリューションズ(静岡県三島市)と高等教育機関向けリメディアル教育分野で業務提携したと発表。今後の展開などが期待されたようだ。両社はこの提携により、Z会ソリューションズが持つ教育ソリューションの提案・提供ノウハウと、すららネットのアダプティブな学習コンテンツ・教育機関へのコンサルティング実績を組み合わせ、高等教育機関への提供を一段と強力に推進するとしている。

■フェニックスバイオ <6190>  780円  +104 円 (+15.4%) ストップ高   本日終値
 フェニックスバイオ<6190>がストップ高。同社は18日、自社製品として生産している「ヒト肝細胞を有するキメラマウス」(PXBマウス)のホストマウス(親マウス)として使用しているcDNA導入ウロキナーゼ型プラスミノーゲンアクチベーター・トランスジェニックマウスについて、日本や米国、欧州、中国に続いてカナダで特許を取得したと発表。今回の特許取得で、出願したすべての国及び地域で知的財産権が強化されることになり、同社は今後、PXBマウスの更なる普及に向けて、米国、カナダにある子会社とともにグループ一体となって事業を展開するとしている。

■オウケイウェイヴ <3808>  1,507円  +164 円 (+12.2%)  本日終値
 オウケイウェイヴ<3808>が後場急伸。同社はきょう、イスラエルのテルアビブに次世代技術の研究機関「OK ISRAEL LAB」を設立したと発表。研究機関の設立は、Q&Aサイト「OKWAVE」のグローバル展開と次世代技術に基づく新規事業創出を目指し、イスラエルのテクノロジーベンチャー企業の発掘や投資、共同研究を実施することが目的。「OK ISRAEL LAB」の設立にあたっては、FinTechに携わる精密機器の輸出入やセキュリティーソフトの開発・販売を行うTandT(東京都千代田区)と業務提携している。なお同日には、人工知能(AI)による問い合わせ対応をよりスムーズに解決する「OKBIZ. for AI Agent」の新バージョンの提供開始も発表している。

■ログリー <6579>  5,150円  +490 円 (+10.5%) 一時ストップ高   本日終値
 ログリー<6579>が一時ストップ高まで買われ、上場来高値を更新した。同社はきょう、子会社のクロストレックスがBtoB企業向けのコンテンツマーケティング改善支援サービスの提供を開始したと発表。また、19年7月をメドに、ウェブ上のユーザーの態度変容プロセス、回遊率などを掛け合わせ、分散型コンテンツの価値を可視化できるシステムを開発する予定であることも明らかにしている。

■農業総合研究所 <3541>  5,470円  +290 円 (+5.6%)  本日終値
 農業総合研究所<3541>は反発。前日は全体相場のリスク回避ムードに流され5日ぶりに小休止となったが、きょうはすかさず押し目買いが入り切り返している。10月下旬にマドを開けて上放れて以降、25日移動平均線にほとんど接触することなく上値追いを続けている。登録生産者から農産物を集め、スーパーや小売店舗の直売コーナーで販売する産地直送野菜の委託販売事業を手掛けるが、日本郵政<6178>傘下で投資業務を行う日本郵政キャピタルと資本提携していることが、今後の成長期待につながっている。19年8月期は営業損益段階で黒字化する見通し。さらに20年8月期は“郵政提携効果”で利益の伸びが加速する公算が大きい。

株探ニュース

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