【材料】UKCHDが急反騰、バイテックとの統合効果と株主還元方針を評価
UKCHD <日足> 「株探」多機能チャートより
22年3月期に売上高1000億円、営業利益50億円の統合効果を見込む。ラインナップ・販路の拡充によるクロスセルや高付加価値ビジネスの拡大などの統合シナジーを想定する。また、統合会社の最終利益の50%以上を配当と自己株式取得などで株主へ還元することを目標に掲げた。
同時に発表した19年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比0.9%増の25.4億円となり、従来の8.7%減益予想から一転して増益で着地したことも好感されたようだ。サムスングループへのソニー半導体・電子部品の販売終了で大幅減収となったものの、低採算製品の販売比率減少や香港・シンガポールの貸倒引当金回収などで営業利益は9.7%減にとどまった。足もとの円安進行により為替差損益が改善したことで増益を確保した。
株探ニュース