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【材料】ZOZOは乱高下、第2四半期減益とPB戦略の修正で強弱感対立

ZOZO <日足> 「株探」多機能チャートより
 ZOZO<3092>は乱高下。朝方反落してスタートした後、下値には買いが入り一時プラス圏に浮上した。しかし、その後売り直され再びマイナス圏に転じている。同社が31日の取引終了後に発表した18年3月期第2四半期(4~9月)の連結純利益は前年同期比34%減の62億9100万円だった。「ZOZOSUIT」の無料配布に伴う広告宣伝費や運搬費の増加などが響いた。プライベートブランド(PB)衣料の販売も伸び悩んだ。ただ、19年3月期予想の同利益は前期比39%増の280億円で据え置いた。同時にPB戦略の修正が発表され、国内ではゾゾスーツによるサイズ計測が必須ではなくなることなどが明らかにされた。SMBC日興証券では31日、PB戦略の修正を受け「株価反転の条件がそろってきた」と評価した。もっとも、先行きへの警戒感は強く、株価には強弱感が対立している格好だ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年11月01日 11時01分

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