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【市況】東京株式(前引け)=小幅続落、押し目買いに高く始まるもその後乱高下

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 24日前引けの日経平均株価は前営業日比27円06銭安の2万1983円72銭と小幅続落。前場の東証1部の売買高概算は6億8545万株、売買代金概算は1兆2745億7000万円。値上がり銘柄数は760、対して値下がり銘柄数は1259、変わらずは86銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は方向感の定まらない展開で、日経平均株価は前日終値を挟んで乱高下した。米国株安もリスク回避の巻き戻しで買いが先行したが上値も重く、取引時間中にアジア株市場が総じて軟調な値動きとなったことから、前場終盤は漸次下値を切り下げる展開を余儀なくされた。前日のキャタピラー決算などを受け中国景気減速に対する懸念が膨らんでいる。また、原油市況の急落もリスク回避ムードを助長した。

 個別では、ファーストリテイリング<9983>が堅調、日本電産<6594>、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>も買われた。古河電池<6937>が値上がり首位、OKI<6703>も商いを膨らませ大幅高に買われた。東京製鉄<5423>、ネオス<3627>も物色人気。半面、任天堂<7974>が軟調、東海カーボン<5301>が大きく売られた。SUBARU<7270>の下げも目立つ。東邦亜鉛<5707>が急落、SUMCO<3436>も大幅安。昭和電工<4004>、日本ライフライン<7575>なども安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2018年10月24日 11時55分

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