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【市況】22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは126ドル安、決算発表を見極めたいムードに

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

■NY株式:NYダウは126ドル安、決算発表を見極めたいムードに

米国株式相場はまちまち。ダウ平均は126.93ドル安の25317.41、ナスダックは19.60ポイント高の7468.63で取引を終了した。朝方は、中国株の上昇を受けて買いが先行したものの、7-9月期決算発表を見極めたいとの思惑や、トルコ政府の発表を明日に控えてサウジアラビアを巡る地政学リスクへの警戒感から上げ幅を縮小し、小動きとなった。セクター別では、半導体・半導体製造装置や小売が上昇する一方で銀行や各種金融が下落した。

半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)は、複数アナリストによる目標株価引き上げを受け上昇。同業インテル(INTC)も野村証券による投資判断引き上げで堅調推移。一方で、玩具メーカーのハズブロ(HAS)や石油サービスのハリバートン(HAL)は、決算内容が予想を下振れ下落。家庭用品のキンバリー・クラーク(KMB)は、新CEOを発表し軟調推移。

トランプ大統領は中間層向けの新たな減税案を検討しており、11月に実施される中間選挙前の発表を示唆した。一方で、共和党指導部に同法案の詳細は伝わっていないとの報道もあり、追加情報に注目したい。

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■NY為替:イタリア財政不安を意識してドル強含み

22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円66銭まで下落後、112円89銭まで上昇し、112円82銭で引けた。予想を下回った米国の9月シカゴ連銀全米活動指数を受けて、ドル売りが優勢となったが、対欧州通貨でのドル高に連れドル買い・円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは、1.1501ドルから1.1456ドルまで下落し、1.1465ドルで引けた。イタリア政府が予算案を修正せず、財政問題が存続したほか、ドイツ連銀公表の月次報告で、ドイツの第3四半期成長が失速した可能性を警告したためユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、129円71銭から129円22銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.3010ドルから1.2957ドルまで下落した。欧州連合(EU)からの離脱を巡り英国のメイ首相の政治的立場が依然不安定で、政局不安がポンド売り材料となった。ドル・スイスは、0.9976フランまで上昇後、0.9955フランまで下落した。


■NY原油:小幅続伸で69.36ドル、供給不安を意識した買いが入る

NY原油先物12月限は小幅続伸(NYMEX原油12月限終値:69.36 ↑0.08)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は前日比+0.08ドルの69.36ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時69.84ドルまで買われた。供給不安が引き続き買い材料となった。米国が対イラン制裁を開始することにより供給が減少するとの懸念は残されており、買い材料となった。サウジアラビアの記者失踪事件を受けた米国とサウジアラビアの関係悪化も警戒されていたようだ。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 27.38ドル -0.94ドル(-3.32%)
モルガン・スタンレー(MS) 45.11ドル -1.31ドル(-2.82%)
ゴールドマン・サックス(GS)221.60ドル -5.36ドル(-2.36%)
インテル(INTC) 45.01ドル +1.01ドル(+2.30%)
アップル(AAPL) 220.65ドル +1.34ドル(+0.61%)
アルファベット(GOOG) 1101.16ドル +4.70ドル(+0.43%)
フェイスブック(FB) 154.78ドル +0.73ドル(+0.47%)
キャタピラー(CAT) 128.71ドル -2.61ドル(-1.99%)
アルコア(AA) 39.46ドル +0.86ドル(+2.23%)
ウォルマート(WMT) 97.14ドル -0.01ドル(-0.01%)
スプリント(S) 6.44ドル -0.02ドル(-0.31%)

《SF》

 提供:フィスコ

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