【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 RPA、日金銭、アンファク (15日大引け後 発表分)
RPA <日足> 「株探」多機能チャートより
15日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
RPA <6572> [東証M] ★今期最高益予想を30%上乗せ、1→5の株主分割実施へ
◆19年2月期の連結経常利益を従来予想の6.5億円→8.5億円に30.1%上方修正。増益率が45.6%増→89.3%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。主力の事務作業代行ソフト「BizRobo!」の導入企業が想定より増加することが寄与。医療分野の人材サービス関連向けに成果報酬型広告が伸びることも上振れに貢献する。
併せて、11月30日現在の株主を対象に、1→5の株式分割を実施すると発表。また、今期中に東証1部への変更申請を目指すことを明らかにした。
日金銭 <6418> ★今期経常を38%上方修正
◆19年3月期の連結経常利益を従来予想の13億円→18億円に38.5%上方修正。増益率が12.8%増→56.3%増に拡大する見通しとなった。米カジノホールの旺盛な設備投資需要を背景に、紙幣識別機ユニットやプリンターユニットの販売が想定より伸びる。前期に実施した遊技場向機器事業における再構築プランの進展も上振れに貢献する。
アンファク <7035> [東証M] ★今期経常は40%増で4期連続最高益更新へ
◆18年8月期の経常利益(非連結)は前の期比61.4%増の3.6億円で着地。続く19年8月期も前期比40.0%増の5億円に拡大し、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は電子書籍市場の成長継続を背景に、主力のマンガアプリの利用者が拡大するほか、IoT事業では宿泊施設向け予約管理システムや客室タブレットの導入が増加し、60.2%の大幅増収を見込む。
同時に、宿泊業の顧客を多く抱える日本最大の小売電気事業者である東京電力エナジーパートナーと業務提携すると発表。
サマンサJP <7829> [東証M] ★今期経常を2.1倍上方修正
◆19年2月期上期(3-8月)の連結経常損益は5億円の黒字(前年同期は5.1億円の赤字)に浮上し、従来予想の2.1億円の黒字を上回って着地。事業再編に伴う不採算店舗の閉鎖などで2ケタ減収となったものの、原価低減に加え、人件費や広告宣伝費、販売促進費、業務委託費の削減が奏功し、採算が大きく改善した。
業績上振れに伴い、通期の同損益を従来予想の2.6億円の黒字→5.5億円の黒字(前期は17.3億円の赤字)に2.1倍上方修正した。
ジョリパスタ <9899> [東証2] ★今期経常最高益予想を35%上乗せ
◆19年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の11.1億円→15億円に35.5%上方修正。増益率が11.3%増→50.7%増に拡大し、従来の2期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。主力のパスタ専門店「ジョリーパスタ」の売上高が堅調に推移するなか、原価や営業費を中心とした販管費の見直しによる採算改善が大きく利益を押し上げる。
株探ニュース