【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ファストリ、セブン＆アイ、ユニファミマ　(10月11日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月10日から11日の決算発表を経て12日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ＭｒＭａｘ <8203>
　19年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比9.5％減の14.4億円に減り、通期計画の29億円に対する進捗率は49.8％にとどまり、さらに前年同期の53.9％も下回った。

▲No.3　いちご <2337>
　19年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比28.3％減の82.9億円に減り、通期計画の220億円に対する進捗率は37.7％にとどまり、5年平均の51.8％も下回った。

▲No.5　ホギメデ <3593>
　19年3月期の連結経常利益を従来予想の60.5億円→37.1億円(前期は53.8億円)に38.7％下方修正し、一転して31.0％減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3922> ＰＲＴＩＭＥ 　東１ 　 -19.74 　 10/11　　上期　　　 17.88
<8203> ＭｒＭａｘ 　　東１ 　 -15.84 　 10/11　　上期　　　 -9.46
<2337> いちご 　　　　東１ 　 -12.25 　 10/11　　上期　　　-28.27
<4668> 明光ネット 　　東１ 　 -12.05 　 10/11　本決算　　　 24.52
<3593> ホギメデ 　　　東１ 　 -10.67 　 10/11　　上期　　　-13.74

<8289> オリンピック 　東１ 　 -10.43 　 10/11　　上期　　　-37.86
<8028> ユニファミマ 　東１　　 -8.60 　 10/11　　上期　　　 43.12
<7718> スター精 　　　東１　　 -7.80 　 10/11　　上期　　　135.68
<8918> ランド 　　　　東１　　 -7.69 　 10/11　　上期　　　　8.38
<8237> 松屋 　　　　　東１　　 -5.75 　 10/11　　上期　　　　3.37

<9983> ファストリ 　　東１　　 -4.97 　 10/11　本決算　　　 11.26
<2651> ローソン 　　　東１　　 -4.84 　 10/11　　上期　　　-12.79
<3048> ビックカメラ 　東１　　 -4.64 　 10/11　本決算　　　　4.65
<9837> モリト 　　　　東１　　 -3.95 　 10/11　　　3Q　　　 11.75
<3382> セブン＆アイ 　東１　　 -2.78 　 10/11　　上期　　　　1.40

<9948> アークス 　　　東１　　 -2.20 　 10/11　　上期　　　　0.94

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース