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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ネクステージ、ドンキHD、リソー教育

リソー教育 <日足> 「株探」多機能チャートより
■多木化学 <4025>  8,650円  +1,500 円 (+21.0%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 多木化学 <4025> が3日連続ストップ高。4日大引け後、マツタケ近縁種のきのこで、香り、味はマツタケ以上とも言われる「バカマツタケ」の完全人工栽培に成功したと発表したことが引き続き材料視された。マツタケ近縁種など植物との共生する「菌根菌」に分類されるきのこは、生きた植物から栄養をもらいながら成長するという特徴から人工栽培が困難とされている。同社は約6年間の研究期間を経て、天然のきのこから分離した菌株を植物と共生せず、室内環境で栽培することに成功した。今後は安定栽培技術や供給体制の構築を進め、事業化を目指すとしている。

■ネクステージ <3186>  896円  +127 円 (+16.5%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 ネクステージ <3186> が続急伸。9日大引け後に発表した18年11月期第3四半期累計(17年12月-18年8月)の連結経常利益が前年同期比13.7%増の28.9億円に伸びて着地したことが買い材料視された。中古車販売事業でSUV大型専門店や総合店、買取専門店など5店舗を新規出店したほか、新車販売事業ではアウディ正規販売店を展開するディーラーを買収し、アウディ正規販売店4店舗の運営を開始した。これにより前年同期比で34.0%の大幅増収を達成したことが寄与。直前の第2四半期(3-5月)が5.3%の減益で先行き懸念があっただけに、増益確保を好感する買いが向かったようだ。

■ドンキHD <7532>  6,050円  +520 円 (+9.4%)  本日終値  東証1部 上昇率8位
 ドンキホーテホールディングス<7532>は急伸。この日正午ごろに発表した9月度の月次販売高状況で、既存店売上高が前年同月比3.5%増と25カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。2度の大型台風上陸と北海道胆振東部地震による物的被害や停電などの影響で、営業時間短縮や営業休止を余儀なくされた店舗があったほか、気温の変化が激しく長雨が続いたことで客数は同1.4%減となった。一方で、少ない外出機会にまとめ買いをする計画購買の傾向が現れたことで客単価は同5.0%増と15年9月以来の高い伸びとなっており、これが売上高を押し上げた。

■リソー教育 <4714>  1,044円  +83 円 (+8.6%)  本日終値  東証1部 上昇率9位
 リソー教育 <4714> が急伸、連日で年初来高値を更新した。9日大引け後に発表した19年2月期上期(3-8月)の連結経常利益が前年同期比35.0%増の9.7億円に拡大して着地したことが買い材料視された。首都圏サテライト校戦略で個別指導塾「TOMAS」の校舎数が増加したことが寄与。乳幼児向け受験指導などを展開する幼児教育部門の生徒数が伸びたことも増益に大きく貢献した。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の25億円→27億円に8.0%上方修正。増益率が16.9%増→26.2%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■チェンジ <3962>  4,835円  +320 円 (+7.1%)  本日終値
 チェンジ <3962> が大幅反発。9日大引け後、米国防総省などにセキュリティ製品を提供するカナダ・ブラックベリー社から2018年度のAPJパートナーアワードを日本企業で初めて受賞したと発表しており、これを好感する買いが向かったようだ。ブラックベリーは、IoTエンドポイントのセキュリティ保護と管理に特化したソフトウェアとサービスを提供している。同社はブラックベリーののパートナーとして、日本の政府機関や大企業向けに同社製品の導入を手掛けており、これが評価されて今回の受賞に至った。

■TDCソフト <4687>  1,224円  +72 円 (+6.3%)  本日終値
 TDCソフト<4687>が続急伸。独立系のシステムインテグレーターで金融業界向けを得意としている。企業のホワイトカラー業務をロボットが代行するRPAの導入が急速に進むなか、戦略的にシェアを広げているのがNTTデータ<9613>で同分野の中核的銘柄として市場の注目を集めている。NTTデータはRPAソフト「WinActor(ウィンアクター)」で好調に需要を取り込んでいるが、TDCソフトはこのウィンアクターを活用した業務自動化を提案するなどRPA分野の展開で商機を広げている。業績も4~6月期営業利益が前年同期比58%増の3億9800万円と好調で、第2四半期以降の伸びにも期待がかかっている。

■東邦チタニウム <5727>  1,391円  +60 円 (+4.5%)  本日終値
 東邦チタニウム<5727>が反発。金属チタン事業を主力に手掛けるが航空機向けスポンジチタンの需要旺盛で19年3月期営業利益は前期比12%増益の44億円を見込んでいる。電気自動車(EV)向けの基幹部品として商用化が期待される全固体電池関連のテーマでも注目度が高い。同社はチタンなどを配合することによる高出力の固体電解質の生産技術を持ち、従来品の5倍以上の高イオン伝導率を有するリチウムイオン透過固体電解質の開発に成功している。

■弁護士ドットコム <6027>  4,190円  +165 円 (+4.1%)  本日終値
 弁護士ドットコム<6027>が大幅高で3日ぶり反発。9日の取引終了後、Web完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」の導入企業数が3万社を突破したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同サービスは15年10月にサービス開始。野村証券(東京都中央区)やスクウェア・エニックス(東京都新宿区)、リクルートホールディングス<6098>などに採用され、累計契約締結件数は35万件、導入地域は世界34カ国に達するとしている。

■4℃ホールデ <8008>  2,335円  +81 円 (+3.6%)  本日終値
 4℃ホールディングス<8008>は大幅高。9日の取引終了後、19年2月期の連結業績予想について、売上高を490億円から480億円(前期比0.1%減)へ、営業利益を61億5000万円から53億円(同13.2%減)へ、純利益を53億5000万円から50億円(同5.5%減)へ下方修正した。これを受けて売りが先行して始まったものの、下方修正は織り込み済みとの見方が強く、アク抜け感からの買いが入った。下方修正は、足もとでブライダルジュエリーの回復に時間を要し、主力のジュエリー事業の苦戦が続いていることなどが要因という。なお、同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高220億9400万円(前年同期比1.5%減)、営業利益19億9400万円(同17.2%減)、純利益18億1700万円(同16.0%減)だった。

■日本水産 <1332>  725円  +23 円 (+3.3%)  本日終値
 日本水産<1332>が3日ぶり反発。ここ全体相場の下落過程ではディフェンシブ系銘柄への売り圧力が強かった。きょうは日経平均が自律反発に転じており、ディフェンシブセクターの代表格である水産株にも買い戻しが入った。「水産」は同社株などが先導する形で業種別値上がり率首位を争う展開。原料価格高騰で利益採算は低下しているものの、冷凍食品が好調で19年3月期も増収基調を確保できる見通し。健康効果や生活習慣病の予防・改善効果が期待されているEPA(エイコサペンタエン酸)原体を手掛けていることなどを刺激材料に、株価は8月以降大きく水準を切り上げている。

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