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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):ヤーマン、鎌倉新書、ミマキエンジ

鎌倉新書 <日足> 「株探」多機能チャートより
■ヤーマン <6630>  2,139円  +400 円 (+23.0%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 ヤーマン <6630> がストップ高。13日大引け後に発表した19年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益が前年同期比38.6%増の22.5億円に拡大して着地したことが買い材料視された。免税店や中国向けに自社開発の美顔器をはじめとする美容健康機器の販売好調が継続し、24.9%の大幅増収を達成したことが寄与。ブランディングのための投資効果が表れた形となった。上期計画の26.3億円に対する進捗率は85.4%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の1.02%にあたる58万株(金額で10億0862万円)を上限に、14日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施すると発表しており、株主還元の拡充も好感されたようだ。

■鎌倉新書 <6184>  1,390円  +140 円 (+11.2%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 鎌倉新書 <6184> が3日ぶりに反発。13日大引け後に発表した19年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益が前年同期非連結比48.1%増の2.3億円に拡大して着地したことが買い材料視された。主力のWEBサービスが収益を牽引した。お墓、葬祭、仏壇の各ポータルサイトで取引事業者への紹介数が増加し、手数料収入が伸びた。通期計画の5.1億円に対する進捗率は46.5%となった。

■シルバーライフ <9262>  5,880円  +580 円 (+10.9%)  本日終値
 13日に決算を発表。「今期経常は9%増で5期連続最高益更新へ」が好感された。シルバーライフ <9262> [東証M] が9月13日大引け後(15:30)に決算を発表。18年7月期の経常利益(非連結)は前の期比25.6%増の6.7億円になり、19年7月期も前期比9.2%増の7.3億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。7期連続増収、6期連続増益になる。
  ⇒⇒シルバーライフの詳しい業績推移表を見る

■ミマキエンジニアリング <6638>  1,122円  +86 円 (+8.3%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 ミマキエンジニアリング<6638>が続伸。同社は13日取引終了後に、簡易株式交換によりファクトリーオートメーション(FA)装置の製造・販売などを手掛けるアルファーデザイン(長野県東御市)を子会社化すると発表。これによるシナジーなどが期待されたようだ。同社は、自社が持つインクジェットプリンター技術に、アルファーデザインの技術を取り込むことで、自動化や無人化を実現できるとしている。なお、株式交換の実施は10月22日を予定し、アルファーデザインの普通株式1株に対して同社の普通株式26株を割り当てる。

■弁護士ドットコム <6027>  4,220円  +250 円 (+6.3%)  本日終値
 弁護士ドットコム<6027>が急反発し、上場来高値を更新した。同社は13日、クラウドソーシング大手のランサーズ(東京都渋谷区)と業務提携すると発表。同社はこの提携により、ランサーズに登録している企業向けにWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」を紹介することで、フリーランスとの契約締結を促進し、契約にかかる郵送費や印紙代などのコスト削減、契約の未締結によって起こり得る契約トラブルを未然に防ぐことが可能になる。両社は今後、双方のサービスおよびプロダクト間での連携、共催セミナーの実施なども視野に入れていくとしている。

■イトクロ <6049>  6,810円  +370 円 (+5.8%)  本日終値
 イトクロ<6049>が大幅高で3日ぶりに反発。SMBC日興証券が13日付で、投資評価「2」を継続し、目標株価を5430円から6100円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、引き続き塾関連事業が堅調であることや18年10月期第3四半期の業績検討を踏まえ、18年10月期の営業利益予想を20億1000万円から22億2000万円へ、19年10月期を同24億2000万円から24億7000万円へ上方修正。また、19年10月期からの学校関連事業収益化に向けた準備が着々と進んでいることから、今後は学校関連事業でも、塾関連事業並みに1件当たり送客手数料が収受できる否かがバリュエーションの決定要因となると見込んでいる。

■UUUM <3990>  8,470円  +430 円 (+5.4%)  本日終値
 UUUM<3990>が反発。この日、サイバーエージェント<4751>の連結子会社GOODROIDと共同で、スマートフォン向けオンライン・サバイバルゲーム「青鬼オンライン」の提供を開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。同ゲームは、700万ダウンロードを記録したスマホ向け人気ホラーゲームシリーズ「青鬼」のスピンオフ作品。最大100人のキャラクターが逃げ回るマップの中で、最後まで生き残ることを目指すオンライン・サバイバルゲームで、マップ内を彷徨い、プレイヤーを執拗に追いかけてくる、”青鬼”に捕まってしまうとゲームオーバーになってしまうため、迫りくる”青鬼”を上手く振り切るか、「棚」や「檻」の中に身を潜め、最後の一人になるまで生き残るかの緊迫感が特徴としている。

■村田製作所 <6981>  17,675円  +885 円 (+5.3%)  本日終値
 村田製作所<6981>やアルプス電気<6770>、TDK<6762>、ミネベアミツミ<6479>などアップル関連株が高い。米アップルは12日、新型「iPhone」を発表した。主力の「XS」(価格11万2800円・64ギガ)などの詳細が明らかになったことを受け、複数のアナリストは米アップル株の目標株価を引き上げた。これに伴い13日のニューヨーク市場でアップル株は上昇した。この日は足もとの為替の円安進行も追い風となり、電子部品など日本のアップル関連株への買いが優勢となった。

■エイチーム <3662>  1,824円  +83 円 (+4.8%)  本日終値
 エイチーム<3662>が反発。この日、爽快ひっぱり大戦アクション「三国大戦スマッシュ!」が累計700万ダウンロード(DL)を突破したと発表しており、これを好材料視した買いが入った。「三国大戦スマッシュ!」は根強い人気の三国志をモチーフにした爽快ひっぱり大戦アクションバトルゲームで、プレイヤーは三国志のキャラクターで部隊を編制し、乱舞や計略といった必殺技を駆使しながら攻略するという内容。ユニットをひっぱって弾くだけで、簡単にド派手なバトルを楽しむことができ、部隊編制によって変化する必殺技が戦局を左右するなどの特徴がある。なお、700万DLを記念して、龍玉など豪華アイテムが毎日もらえる記念ログインボーナスや7スキルを持つ限定武将が登場する「超英雄祭~龍の至宝~」を開催している。

■KLab <3656>  987円  +40 円 (+4.2%)  本日終値
 KLab<3656>が4日ぶりに反発。同社は13日、アクセルマーク<3624>子会社のアクセルゲームスタジオと共同開発したスマートフォン向け魔界最強バトルRPG「幽☆遊☆白書 100%本気(マジ)バトル」が100万ダウンロードを突破したと発表。同ゲームは8月28日から配信を開始し、同月31日には50万ダウンロードを突破したことを明らかにしていた。なお、このほど100万ダウンロードを突破したことを記念して、キャンペーンなどを開催するとしている。

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