【材料】システム情報が買い気配、今期経常最高益予想を9%上乗せ、配当も1円増額
システム情報 <日足> 「株探」多機能チャートより
今期業績の上方修正は4月に続き2回目。生損保、小売、流通関連向けシステム構築・更改案件の増加や官公庁インフラ関連案件の大型化に加え、連結子会社の業容拡大も寄与し、売上高が計画を上回ることが収益を押し上げる。また、独自のシステム開発標準に基づくプロジェクト管理の徹底による採算改善も上振れに貢献する。業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の17円→18円(前期は15円)に増額修正したことも支援材料となった。
同日、東芝デジタルソリューションズとパートナー契約を結び、東芝のコミュニケーションAI「RECAIUS(リカイアス)」を活用したインテグレーションサービスを開始すると発表。AI導入に向けたコンサルティングや実証実験など、業務効率化・自動化ソリューションの提供強化を図る。また、ソフトバンクと販売代理店契約を結び、ソフトバンクのRPAソリューション「SynchRoid(シンクロイド)」の販売を始めることも明らかにした。
株探ニュース