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【材料】ソフトバンクグループに売りかさむ、1万円大台割れで思惑錯綜

ソフトバンク <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>が300円を超える下げでフシ目の1万円大台を割り込んできた。全般株式市場は軟調な展開を強いられているが、指数寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が日経平均を下支えする格好となっている。一方、下げの寄与率でトップとなっているのがソフトバンクグループだ。市場では「海外筋とみられる売りが観測されるなか、これに買い向かう主体がみられず、ずるずると下値を切り下げている状況。今日前引け後に、著名投資家がツイッターで同社株を外したことを公表、個人投資家の短期資金がこれに追随する動きをみせた」(国内ネット証券)という。また、日本時間今晩に7月の米貿易収支が発表される見通しにあるが、「ここで米国の貿易赤字拡大の可能性が流されており、あすにもトランプ米大統領が対中国2000億ドル分の追加関税について、意見公募終了後ただちに発動するとのうわさも広がっている。ソフトバンクは中国アリババ集団など関連会社を擁しており、影響を受けるとの思惑が買い手控え感を助長している」(同)と指摘されている。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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