【特集】5万円以下で買える、4-6月期大幅増益「お宝候補」23社 【東証1部】編 <割安株特集>
冶金工 <日足> 「株探」多機能チャートより
上場企業の売買単位の引き下げや株式分割などで、株式の購入に必要な最低投資金額(株価×売買単位)は低下傾向にある。東証1部上場企業では149銘柄が最低投資金額5万円以下で購入できる。ただ実際は業績が低迷している企業も数多くあることには留意したい。
最低投資金額が5万円以下の銘柄は小額資金で購入ができるほか、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入したり、買付や売却の時期を分散投資できるメリットがある。今回は、18年4-6月期(第1四半期)に経常利益が前年同期比で2ケタ増益、かつ売上高も前年同期を上回った企業に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄(金融を除く)を対象に、(1)最低投資金額が5万円以下、(2)4-6月期に経常利益が前年同期比10%以上増益、(3)4-6月期の売上高が増収――を条件に投資妙味が高まる割安な“お宝候補”23社を選び出し、増益率の高い順に記した。(※最低投資金額は24日現在)
なお、26日(日)16時に「5万円以下で買える、4-6月期大幅増益『お宝候補』【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。
┌ 経常利益 ┐ ┌─売上高─┐ 最低投資
コード 銘柄名 増益率 4-6月期 増収率 4-6月期 金額
<9479> インプレス 840 47 8.6 2679 18400
<1914> 日基技 519 198 0.2 5033 39400
<8291> 日産東HD 264 618 3.4 35481 35200
<3315> 日本コークス 154 1172 9.8 29913 11300
<7868> 広済堂 123 328 7.4 8450 49500
<5480> 冶金工 119 2675 25.2 35845 35000
<9930> 北沢産 111 114 10.2 4268 24900
<8285> 三谷産業 91.9 286 6.2 18300 33500
<8018> 三共興 86.9 572 0.7 5788 47000
<1813> 不動テトラ 79.2 679 22.1 14437 21000
<1805> 飛島建 66.0 1378 10.0 30325 19200
<6378> 木村化 61.2 532 8.4 4425 44000
<9306> 東陽倉 45.4 426 6.7 6881 34400
<2768> 双日 43.1 27269 8.2 467910 38500
<8999> グランディ 34.3 744 1.4 10341 45700
<5363> TYK 28.5 1082 19.2 6626 48000
<9067> 丸運 28.0 297 6.2 12561 33800
<6472> NTN 23.8 8337 5.7 189199 44100
<7277> TBK 22.4 366 8.3 13034 48100
<1921> 巴 18.5 833 37.8 5381 46900
<8103> 明和産 16.2 769 18.1 38960 47700
<5703> 日軽金HD 11.7 7183 10.1 122695 23500
<9358> 宇徳 11.3 879 0.9 14122 49600
※単位は経常利益・売上高が百万円、増益率・増収率が%、最低投資金額が円。
※今期最終赤字、無配の企業は除いた。
株探ニュース