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【材料】ケアネット---2Qの営業利益は15.8%増、既存サービスの販売体制強化等が奏功

ケアネット <日足> 「株探」多機能チャートより

ケアネット<2150>は10日、2018年12月期第2四半期(18年1-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.4%増の14.2億円、営業利益が同15.8%増の2.39億円、経常利益が同5.7%増の2.13億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同23.3%減の1.31億円だった。

セグメント別では、既存サービスの販売体制強化などの取り組みを進めるなか、医薬営業支援サービスの売上高は12.24億円(前年同四半期比15.8%増)、営業利益は5.13億円(同28.8%増)となった。
医療コンテンツサービスは、医師向け教育コンテンツ「ケアネットDVD」及び「その他」の売上高は0.85億円(前年同四半期比14.1%減)、医療教育動画サービス「CareneTV」の売上高は1.1億円(同3.5%増)となった。
この結果、医療コンテンツサービスの売上高は1.95億円(同5.0%減)、営業利益は0.73億円(同10.6%減)となった。

また、医師・医療従事者向け医療専門サイト「ケアネット・ドットコム(CareNet.com)」は、医師会員獲得および維持を目的に、前期に引き続き積極的に投資を行っており、当第2四半期連結会計期間末の医師会員数は14万1千人(同4.1%増)となった。

2018年12月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比5.1%増の30.00億円、営業利益が同10.3%増の4.50億円、経常利益が同8.5%増の4.42億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同36.4%減の2.95億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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