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【材料】トーカイ---1Qは健康生活サービスと環境サービスで売上好調、連結子会社増加の効果も有り

トーカイ <日足> 「株探」多機能チャートより

トーカイ<9729>は10日、2019年3月期第1四半期(18年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比6.5%増の286.53億円、営業利益が同5.3%減の15.76億円、経常利益が同3.7%減の16.53億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同4.8%減の10.67億円となった。

健康生活サービスは、売上高が前年同期比13.2%増の149.15億円、営業利益は同0.9%減の11.26億円となった。病院関連事業とシルバー事業でレンタル売り上げが堅調に推移したことに加え、東北地方を中心に同事業を展開する子会社1社を連結化したことで増収となったが、人件費とレンタル資材費の増加等により減益となった。

調剤サービスは、売上高が前年同期比3.3%減の101.80億円、営業利益は同30.2%減の5.69億円となった。当期と前期に出店した新店効果があったものの、診療報酬改定の影響で減収減益となった。

環境サービスは、売上高が前年同期比11.0%増の35.01億円、営業利益は同86.0%増の3.70億円となった。リースキン事業も展開する上述の子会社の連結化や、前期に発生した事業譲受に係る一時的な費用の減少により増収大幅増益となった。

2019年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比6.9%増の1,168.96億円、営業利益が同5.8%減の71.95億円、経常利益が同4.0%減の75.44億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.8%減の51.34億円と初期計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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