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【材料】サンリツ---1Q増収・大幅増益、制御システム案件や工作機械の取扱いが好調に推移

サンリツ <日足> 「株探」多機能チャートより

サンリツ<9366>は31日、2019年3月期第1四半期(18年4-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比14.3%増の41.72億円、営業利益が同64.9%増の1.87億円、経常利益が同87.6%増の1.62億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同115.6%増の1.15億円となった。

梱包事業部門の売上高は前年同期比16.7%増の30.86億円、セグメント利益は同30.4%増の3.10億円となった。半導体製造装置の取扱い増加及び制御システム案件の取扱いが好調に推移したことに加え、業界の活況が続く工作機械の取扱いも好調に推移し、売上高及びセグメント利益ともに増加した。

運輸事業部門の売上高は前年同期比10.0%増の5.47億円、セグメント利益は同115.4%増の0.29億円となった。無線通信機器の取扱いが減少したが、制御システム案件の取扱いが増加したことにより、売上高及びセグメント利益ともに増加した。

倉庫事業部門の売上高は前年同期比7.1%増の4.68億円、セグメント利益は同13.5%増の0.86億円となった。半導体製造装置の取扱い増加及び前期計画遅れだった新規案件が当期に入り堅調に推移したことにより、売上高及びセグメント利益ともに増加となった。

賃貸ビル事業部門の売上高は前年同期比2.2%減の0.70億円、セグメント利益は同6.8%増の0.26億円となった。本社ビルの稼働率が高水準で推移し、売上高及びセグメント利益ともに概ね前年同期と同水準で推移した。

2019年3月期の通期連結業績予想については、売上高は前期比0.7%減の165.00億円、営業利益は同10.2%増の9.00億円、経常利益は同13.8%増の8.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同4.5%増の4.80億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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