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【市況】東京株式(前引け)=反落、米株安を受け目先利食い優勢に

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 30日前引けの日経平均株価は前週末比125円05銭安の2万2587円70銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は6億8930万株、売買代金概算は9801億5000万円。値上がり銘柄数は816、対して値下がり銘柄数は1164、変わらずは116銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は全般利益確定の動きが広がり、日経平均は下値を探る展開となった。前週末の米国株市場で主要株価指数が揃って安く、このなかナスダック総合指数が100ポイントを超える大幅な下げをみせたことで投資家マインドを冷やしており、東京市場もこの地合いを引き継ぐ形となった。ただ取引時間中に、外国為替市場では1ドル=111円台10銭台までドルが買い戻されており、これを受け一部輸出株を拾う動きを誘発している。個別には4~6月期決算発表に絡み明暗を分ける展開となっている。前場の売買代金は1兆円を下回った。

 個別ではファーストリテイリング<9983>が値を下げ、エーザイ<4523>も急落。コマツ<6301>、ソニー<6758>が軟調、ソフトバンクグループ<9984>も売りに押された。M&Aキャピタルパートナーズ<6080>が急落、アマノ<6436>も大きく下げた。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が断トツの商いをこなし上昇、三井住友フィナンシャルグループ<8316>も堅調だった。トヨタ自動車<7203>がしっかり、アルプス電気<6770>が大きく買われた。アルゴグラフィックス<7595>、ソフトバンク・テクノロジー<4726>が値を飛ばし、アイネス<9742>も値上がり率上位に買われた。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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