【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 三菱自、富士通ゼ、日立ハイテク　(7月24日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の7月23日から24日の決算発表を経て25日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ユアテック <1934>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は4.3億円の赤字(前年同期は6.7億円の黒字)に転落した。

▲No.2　総合メデカル <4775>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比35.0％減の8.6億円に落ち込み、4-9月期(上期)計画の21.8億円に対する進捗率は39.6％にとどまり、5年平均の46.2％も下回った。

▲No.3　両毛システム <9691>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は4400万円の赤字(前年同期は2600万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<1934> ユアテック 　　東１　　 -7.76 　　7/24　　　1Q　　　　赤転
<4775> 総合メデカル 　東１　　 -5.82 　　7/24　　　1Q　　　-34.98
<9691> 両毛システム 　ＪＱ　　 -4.10 　　7/24　　　1Q　　　　赤拡
<8036> 日立ハイテク 　東１　　 -3.49 　　7/24　　　1Q　　　　2.80
<7211> 三菱自 　　　　東１　　 -1.11 　　7/24　　　1Q　　　 15.01

<6755> 富士通ゼ 　　　東１　　 -0.83 　　7/24　　　1Q　　　-44.22

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした25日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース