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【通貨】外為サマリー:一時1ドル110円80銭台へ急激な円高、日銀金融政策の変更観測浮上

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=110円93銭前後と前週末午後5時時点に比べ1円50銭強のドル安・円高で推移している。

 日銀は30~31日に予定している金融政策決定会合で、現在「0%程度」としている長期金利の誘導目標の柔軟化を検討すると複数のメディアが報じた。長期金利の目標やETF(上場投資信託)の買い入れ手法の柔軟化などが選択肢になる模様と伝えられた。これを受け、この日の10年債利回りは一時、0.09%に上昇。日米金利差縮小観測からドル売り・円買いが膨らんでいる。トランプ米大統領のドル高牽制発言もあり、急激な円高が進んでいる。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1743ドル前後と同0.0100ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=130円28銭前後と同60銭強のユーロ安・円高で推移している。



出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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