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【材料】<注目銘柄>=ディーエヌエー、ゲーム事業の復調に期待

ディーエヌエ <日足> 「株探」多機能チャートより
 ディー・エヌ・エー<2432>は、2月14日安値1808円で底を打ち緩やかな上昇局面にあるが、いまだ株価は底値圏といってよく、仕込み場といえる。

 18年3月期の業績悪化を受けて株価は急落。19年3月期も営業利益155億円(前期比43.6%減)予想と業績見通しは明るくないものの、株価は反発局面にある。19年3月期業績は、タクシー配車アプリ「タクベル」やヘルスケア型保険、ソーシャルLIVEサービス「SHOWROOM」などへの先行投資積極化が利益を圧迫し大幅減益を見込むが、主力のゲーム事業は既存タイトル(協業、自社)が復調傾向にある。

 また、任天堂<7974>との協業タイトル「Mario Kart Tour」を今期中に配信予定のほか、グローバルIPを使ったモバイルゲームの開発にも着手している。会社側では今期の新作ゲームの影響を業績予想に織り込んでいないことから、上振れの公算は大きい。株価は今後、上振れ期待や来期以降の業績回復を織り込む展開へと進みそうだ。(仁)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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