【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ピジョン、三井ハイテク、アインＨＤ　(6月1日～7日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　三井ハイテク <6966>
　19年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比28.7％減の3億円に減り、2-7月期(上期)計画の8億円に対する進捗率は38.1％にとどまり、5年平均の42.1％も下回った。

▲No.2　日本ハウス <1873>
　18年10月期第2四半期累計(17年11月-18年4月)の連結営業損益は4.9億円の赤字(前年同期は0.5億円の黒字)に転落し、従来の3億円の黒字予想から一転赤字で着地。

▲No.3　アインＨＤ <9627>
　18年4月期の連結経常利益は前の期比33.5％増の201億円に拡大したが、19年4月期は前期比10.6％減の180億円に減る見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6966> 三井ハイテク 　東１　　 -9.86 　　6/ 6　　　1Q　　　-28.74
<1873> 日本ハウス 　　東１　　 -5.85 　　6/ 4　　上期　　　　赤拡
<9627> アインＨＤ 　　東１　　 -5.48 　　6/ 5　本決算　　　-10.58
<9632> スバル 　　　　東１　　 -5.36 　　6/ 7　　　1Q　　　 -7.66
<2353> 日本駐車場 　　東１　　 -2.75 　　6/ 6　　　3Q　　　　9.93

<3770> ザッパラス 　　東１　　 -2.08 　　6/ 5　本決算　　　　　－
<7956> ピジョン 　　　東１　　 -1.14 　　6/ 4　　　1Q　　　 10.75

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース