【市況】明日の株式相場見通し=様子見ムードで手控え、25日線奪回は好材料
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「きょうは、後場に入って株価指数先物主導で日経平均がジリ高歩調となった。指数への寄与度の高いファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、KDDI<9433>の3銘柄で日経平均を72円分押し上げた。ただ、きょうまでの3日続伸によって、日経平均が25日移動平均線(2万2568円15銭=6日)上回ってきたことから、先高期待感を指摘する向きもある」との見方が出ていた。
6日の東京株式市場は、米国株市場に追随してリスクオンの流れが続き、日経平均は終値で約2週間ぶりに2万2600円台まで上値を伸ばしてきた。日経平均株価終値は、前日比86円19銭高の2万2625円73銭と3日続伸した。
日程面では、日米首脳会談、滋賀県知事選告示、4月の景気動向指数、5月の都心オフィス空室率に注目。海外では、ロシア・プーチン大統領の国民対話が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)