市場ニュース

戻る
 

【市況】トレードマスターラボの日経先物大作戦 (6月1日)

トレードマスターラボ株式会社 代表取締役社長 堀田勝己

「米株乱高下により本日の日経平均株価は!?」

 米国株式市場でNYダウは251ドル安と反落。

 EUなどへの追加関税発動を受け、貿易戦争を巡る懸念が再度高まり売りが広がりました。

 ここ数日の米株式市場は200ドル以上の上昇、下落を繰り返す乱高下の地合いとなっており、方向感がつかめません。

 さて、本日の 日経平均株価は、2万2200円からは上値の重たい展開となる公算です。

 本日の日経先物は、2万2100円台で寄り付くことが想定され、上値は2万2150円を持続的に回復維持できれば2万2200円を示現、下値は2万2000円を持続的に割り込むと2万1950円を示現する可能性があります。

【今日の独り言】

 雇用統計の発表を今晩に控えているので、様子見ムードからボックス相場となりそうな感じです。

 2万2100円を中心に大きく下げてきましたら押し目買いから、大きく反発してくれば戻り売りからと、細かい値幅で利益確定をさせていく方法が良いかもしれませんね。

【注目レート】

2万2250円、2万2200円、2万2140円、2万2100円、2万2010円、2万1980円~2万1950円、2万1920円。

 さあ、今日も頑張って参りましょう~

●日経先物について

 先物といえば、大豆、とうもろこし、ガス、金?? 先物って怖い!?という勘違いの声もよく耳にします。

 日経平均株価の派生商品となるのが、日経225先物です。つまり、日経平均株価に連動して動きます。

●日経225先物のメリット

・日本経済の動きがわかる。
・投資対象が「日経平均株価」ただ1つ。銘柄を選ばなくてよい。
・日経平均株価が上がる、下がるを予想するだけ。
・下がると思えば売建ができる(その場合、下がれば利益となります)。
・取引回数に制限がないため、一日に何度も取引ができる。
・手数料が安い。
・倒産などのリスクがない。
・ほぼ24時間、取引ができる。
・インサイダーなどもなく、極めてフェアな市場(日経平均指数だから)。
・資金効率が高い、レバレッジが効く(少ない証拠金で多くの利益を狙える)。現在であればミニ1枚の取引で約6万6000円ほどの証拠金(SPAN証拠金は変動します)。
・証拠金(ミニ1枚)で日計り1万円のプラス収支も十分見込めます。

●日経225先物のデメリット

・レバレッジ効果によるリスク。
・SQ毎に必ず決済しなければならない。
・株主優待、配当などはない。

 効率よくお金を稼ぐのに株、FXでは10万円の資金で一日1万円の利益はなかなか難しいです。その点、日経先物の魅力は上記に挙げている通りです。

※取引をするには「先物・オプション」口座の開設が別途必要になります。

◆トレードマスターラボ株式会社 代表取締役社長 堀田勝己
2017年4月トレードマスターラボ株式会社設立。株式会社みんかぶ運営の「トレードマスター225」では「トレードマスターM」の名前でメインMCとして登場している。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均