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【市況】東京株式(前引け)=大幅続落で2万2000円割れ、イタリア政局不安を嫌気

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 30日前引けの日経平均株価は前営業日比400円42銭安の2万1958円01銭と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は8億560万株、売買代金概算は1兆3210億7000万円。値上がり銘柄数は239、対して値下がり銘柄数は1791、変わらずは51銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、イタリアの政局不安に端を発した欧州株安や米株安を受けて主力株中心に広範囲に売り込まれた。米長期金利の急低下による運用利ザヤ縮小や欧州国債価格下落に伴う損失懸念から金融株が売られたほか、日米金利差縮小を背景とした外国為替市場での円高が輸出株の足を引っ張った。日経平均は前引け時点で400円を超える下げでフシ目の2万2000円大台を下回った。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が大幅安、ファーストリテイリング<9983>も売られた。東京エレクトロン<8035>も大きく値を下げた。レオパレス21<8848>、サニックス<4651>が急落、保土谷化学工業<4112>、サンデンホールディングス<6444>も大幅安。半面、任天堂<7974>が大幅続伸、日本カーボン<5302>も買い優勢。gumi<3903>も値を飛ばした。IBJ<6071>も高い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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